2泊3日のテント泊登山を計画していた10月。
3日間すべての天気が雨予報となり止む無く中止となってしまった。
ぽっかりと空いた3日間の最終日、午後からようやく天気の回復があると・・。
そこでいてもたっても居られず、ザックに荷物詰め込んで
以前から行きたかった身延山へ出かけた。
今回は、一人旅気分で電車で向かう。
最寄り駅から約3時間半。
多くの乗り継ぎをして、身延線でのワンマン車両の運賃支払いに戸惑いながら、
そして駅から身延山九遠寺行のバスでは、平日の雨に寺に向かう
物好きはいないとばかりに貸し切りの車内。
何とか予定通りに到着し、
雨の身延山、9時半に三門をくぐる。
雨で良かったと思える神秘的な光景がそこにはあった。
菩提梯(ぼだいてい)の287段、
なにやら、菩提とは、煩悩(ぼんのう)を断ち切って悟りの境地に達することのようである。
さぁ、高低差104mの階段を登りきって本堂へ向かうぞ。
雨のなか、本堂の脇からハイキングコース(東コース)で
登っていく。
神秘的な森の中を抜けていく。
山頂を50丁目とした目安の石が置いてある。
因みにここは23丁目。
三門をくぐりハイキングコースを歩いて約3時間。
南側展望台に到着。
富士山はやっぱり見えないけど、
薄っすらと天子山塊が見える。先日に登った長者ケ岳方面。
こっちは篠井山、十枚山方面。
雨だから景色なんて見えないと思っていたから、
予定外でうれしい。
ちょうど正午。
山頂についてもまだ雨は降っていた。
奥之院思親閣へ参拝する。
思親閣から北側へ向かうと、
北側展望台に到着。
山頂標識見つけた。
北側の展望台は真っ白で何も見えない。
本来は南アルプスや八ヶ岳、奥秩父山系だけど残念だね・・。
思親山方面へ分岐。
ここから縦走するのも面白いね。
今日はこのまま下山。
山頂から下山は、ロープウェイでスルーっと・・。
あっという間で楽チン。
ロープウェイを下りてから、近くの売店で買い食いしながら歩いていると、
すっかり雨が止んでいたことに気付いた。
しかも日が差してきた。
朝とはまた違った菩提梯。
三門前で自撮り。
身延山
総行程約4時間。
今回は登山というより参拝だろうか・・。
登山とは違う感覚で、一人小旅行気分だった。
山梨百名山76座目。
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