野生生物を調査研究する会活動記録

特定非営利活動法人 野生生物を調査研究する会の会員による活動記録です。

カモのワークシート1

2019-02-03 | フィールドガイド--野鳥--
野鳥ワークシート1
カモの観察用に作成しました。
 
 
オナガガモ(淡水ガモ)
 オスはその名のとおり長い尾を持っています。池や河川などで見られ、伊丹市の昆陽池では人が与えたえさをもらうために、たくさんの群れを近くで見ることができます。他のカモより首が長いため、特徴のある細長いスタイルをしています。
ヒドリガモ(淡水ガモ)
 オスは頭部が栗色で頭上は黄白色です。冬に湖、湾内、池などで最も普通に見られます。目立つ声でピューイと鳴きます。人に慣れやすいのか、人がえさを与えるところでは群れで集まり、人が与えたパンくずなどを食べます。
コガモ(淡水ガモ)
 冬に河川や池などで見られます。日本に来るカモでは小さいカモです。他のカモと比べて、早く渡ってきます。浅瀬や水辺の泥地などで草の種子や藻類などを食べます。ピリッ、ピリッと鳴きます。警戒心が強く、近づくと逃げてしまいます。
マガモ(淡水ガモ)
 池や河川などで普通に見られます。オスは緑色の頭と黄色のくちばしがよく目立ちます。えさは草の種や、水草などの植物を食べます。
キンクロハジロ(潜水ガモ)
 池や河川、内湾などに群れで見られます。ホシハジロとともによく見られる潜水ガモです。潜水して、貝や甲殻類、水草などを食べます。
 オスは全体が黒く、腹は白くてコントラストがはっきりしています。頭には長い冠羽を持っています。メスは全体的に茶褐色で、オスに比べて短い冠羽を持っています。
 目が黄色(キン)で、体が真っ黒(クロ)なことからこの名前がつきました。