野生生物を調査研究する会活動記録

特定非営利活動法人 野生生物を調査研究する会の会員による活動記録です。

観察道具

2019-02-06 | フィールドガイド--野鳥--

野鳥観察で使う道具
 野鳥観察で使う道具は三つあります。野鳥図鑑、双眼鏡と望遠鏡(一般にフィールドスコープとよく言われています)です。野鳥図鑑はいろいろなものが出回っていますが、常に持ち歩けるハンディタイプの物がよいでしょう。日本野鳥の会が入門用に出している「野鳥観察ハンディ図鑑 新山野の鳥」と「野鳥観察ハンディ図鑑 新水辺の鳥」が一番よいでしょう。野鳥図鑑は家に置いておくのではなく、野鳥観察には必ず一緒に持ち歩くようにしましょう。野鳥図鑑がない場合は野鳥観察会で配られる資料等を参考にしましょう。
双眼鏡は倍率が8倍~10倍ぐらいまでの物が見やすくて使いやすいです。双眼鏡があればもっと大きく鳥を見ることができ、その鳥がどんな色でどんな模様かなど、こまかな特徴がわかります。また、鳥が何をしているかなどもよくわかります。双眼鏡はピントをきちんと合わせて、両目で見るようにしましょう。
ガンなどの警戒心が強く近づけない鳥や、池の奥の方にいるカモなど遠くにいる鳥を見るには望遠鏡が必要になります。望遠鏡は機器によって40倍~60倍ぐらいまでの倍率があり、双眼鏡では見えにくい細かいところを大きく、くっきり見ることができます。しかし、操作が少し難しく、見たい場所に照準を合わせるには慣れが必要です。
 
(生きている大和川より)