ドイツのワルツ

２０１６年１１月２９日（火）

火曜日のサークル、ラスト２回となった。
会長さんは、これまでの名簿や会計報告などの書類を持ってきて、眺めている。
平成元年からのサークルで、いろんな方がいらしたんだなあ。
名札もいろいろ出てきた。記念にと、知り合いの方に名札を届けるという人もいる。
亡くなった土曜日のサークルでも一緒だった女性の名札もあったけれど、
今さらご主人に届けても・・と、ウィステは手を出さずにいた。
取り敢えず、残ったいろいろな書類とともに、会計さんが持ち帰ってくれることになった。
それから、Ｋ氏に、会長さんがやっているサークルに誘われたけれど、ちょっと遠いし・・。
でも、一気に解散気分が高まった・・。

それから、先生がいらっしゃる前に会長さんの指導で踊ったワルツ、なんかいつもと違う。
お腹に響くようで、踊りやすい♪
会長さんも、「あれ？この曲、あんまりかけなかったけれど、なんかいつもと違うなあ・・」と。
そこに先生がいらして、
「この曲、どうでしたか？」と。
会長さんたちが、「いつもと違って、難しい曲だなあ」と、言うので、
ウィステは、つい黙ってしまった。
すると、先生は、
「これは、ドイツのワルツよ。入って来て、すぐ分かったし、すごく良い曲。
お腹に響いて来て、踊りたくなるような曲よ」と。
ちょっと嬉しくなったわ。
先生は、「ダンスの基本は、音楽。音楽に敏感になりなさい。それから、曲も
映像も、良い物に触れなさい」
と、言って下さって、もうサークルも最後だから、細かいことを生徒たちに
言うのでは無く、基本の基本を教えておこうと思ってらっしゃるみたい・・・。

最後に、次回は仕事で来られないという中国人のＢさんが、カメラを構えて、
みんなで記念撮影♪
帰りの車の中で、Ｂさんに、
「先生には、お世話になったから、さっき、お土産と一緒に、個人的に、
お礼を差し上げたの。のし袋で良いのよね」と。
のし袋は、良いと思うけれど、ウィステは、会から最後に謝礼を差し上げるから、
個人的には、差し上げようというアイディアは、無かったから、びっくりした。
こういう時、個人の差（＝ウィステが、ずぼら）か、文化の差かと、考えてしまうわ。

２週間後のお別れ会で、みなさんや先生と、いろいろとお話をしましょうと、
帰ったら、新しいサークルを立ち上げた友人から、またあれこれと相談電話。
エンディングとオープニングに立ち合い、物事、様々に移り変わって行くものなんだなあと、
ちょっと、しんみり・・・。