ほんわか亭日記

ダンスとエッセイが好きな主婦のおしゃべり横町です♪

お茶漬けのおまけ

2019-12-17 | 日記
2019年12月17日(火)

今日は、読書会で、久しぶりに全員が集まり、持参したお菓子も豪華だった。
ウィステは、ジナンのお土産の「トムヤムクン味のポッキー」を。(^^)

さて、本は、原田マハ「20contacts 消えない星々との短い接触」。
博物館専門家による世界最大の機関ICOMの会議が、京都で行われるのに
合わせ、2019年9月1日から8日、彼女がキュレーターとなって、清水寺で
開いた「contact展」。
そこに展示された30名の芸術家のうち、すでに亡くなっている20名に
彼女がインタビューに行くという短編集なんだ。

読書会では、まず、ウィステが、
「ウィステが、最初に話すわ」と、原田マハさんが、亡くなった20人の芸術家に
会いに行くときに持って行ったお土産について紹介した。
ある人には、一六タルトを。ある人には、アジサイの花一枝。ある人には、
鎌倉のお店の稲荷寿司。
お土産によって、相手の心を開くのね。
お土産って、こんなに大事なんだ・・と、いまさらながら、感じ入りました。
Iさんは、実際に、鎌倉の稲荷寿司のお店に行ったことがあるそうで、
おじいさんとおばあさんがやっている小さなお店だったそう。

20名の芸術家には、川端康成とか、黒沢明、宗像志功とか、いたけれど、
ウィステは、司馬江漢という江戸末期の浮世絵師、兼、西洋画家という人は、
知らなかった。
鈴木春信の弟子だそうで、師の死後、春信の名前で、春信の偽絵を描いていたという。
今の芸術家とは、違うなあ、江戸の時代の人だなあ・・。
人付き合いが好きではない司馬江漢は、晩年、自分の死亡通知を知人に送ったそうで、
以後、うっかり、知人に会ってしまうと、走って逃げたそう・・。
走るって、元気なおじいさん・・。
その方への原田マハさんのお土産は、油絵具のチューブを、ひとつ。(^^)

Tさんは、新聞の日曜版などに付いている名画とか、名画カレンダーを
持ってきてくれた。この本にも出ている東山魁夷さんの絵のカレンダーの、
なんて素敵なこと。
新聞社への応募で当たったそうだけれど、あまりに素敵で、Tさんも、予定とか、
絶対に書き込まなかったそう。
それから、永谷園のおまけの浮世絵カードも。(^^)
ウィステは、
「お茶漬けのおまけに、浮世絵カードが付いているなんて、日本は、すごく
芸術的な国だったんだと、しみじみするわ」と・・・。(^^;)

と、今回は、芸術的な時間を過ごしました。
さあ、次回は、内館牧子さんの「すぐ、死ぬんだから」。
夫亡き後の、妻と愛人の対決!
こういう話も、わくわくするわね。(^^;)

夕方、ピンポンと鳴って、宅配便が来た。
それが、又、クロスワードパズルの応募が当たって、図書券を
送って来てくれた♪
5000円もよ!
嬉しいな、なんか、宝くじより、ずっと見返りが良いわ~。(^^)v

コメント
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