大橋麻衣子「シャウト」温かき胸 2011-05-21 08:19:18 | クンストカンマー(美術収集室)短歌 首へ手へのばす乳液わが内へとり込まれてゆく白という色 作者は色に反応する。観覧車の一首は「赤」、今回は「白」だ。白が象徴するのは「無垢、処女、無」そういったことだろう。それを丹念に塗り込む。いや、取り込む。「白」になるために。 « 098:味(足知) | トップ | 短歌人5月号「会員2」村上喬 »
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