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阪森郁代「ランボオ連れて風の中」銀河の中に

2012-11-20 04:37:26 | クンストカンマー(美術収集室)短歌
銀河銀河流るるばかりわれらいま中洲に立ちて渦を見送る

まず「銀河銀河」という大胆な初句に驚く。驚くがそのリズム、銀河という言葉の持つ大きなイメージは美しい。そしてそれに畳み掛けるように中洲に立って渦を「いま」見送るという映像を浮かべさせる。その映像の美しさ、また今という時間、われらという意識。

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