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阪森郁代「ランボオ連れて風の中」風抱く訪問者

2012-11-07 07:35:30 | クンストカンマー(美術収集室)短歌
みづからを的とするべく冬の野にコートのわれは立ち上がりたり

昨日の一首で枯草原に身を潜めていたが意を決して立ち上がる。的になるために。何に狙われているのか。冬の野にコート。それだけで映像が浮かぶ。枯草原と人間。犠牲になるべきは人間だ。しかし、作者は人なのだろうか。存在は人でも精神は神に近い。

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