家具工房ウッドスケッチの108の仕事

家具工房の108の仕事を紹介していきます。

両面チェストかく作りき 其の一

2005年11月30日 | 2005年
今作っている両面使いのチェストの難しいところは、片面だけにテレビを置くスペースを設けるところです。
くわえて、上半分の引き戸の奥行きの割りつけが半分でないところ。収納するものの大きさからそうなっています。
なかなかピンとこないと思いますが・・・。

部材が多いので、ひとつ、ひとつの問題点を順に解決していかないいけません。
早く進めるこつは、急がず、失敗しないことですね。
私の場合、一度間違うともう一回間違えやすくて、なかなか前へ進めないときがあるのです。
失敗してやり直すのは、気持ちもがっりするし、時間もかかります。
私の好きな大工さんの言葉に
「時間が惜しければ一度でやれ。」
というのがあります。集中、集中です。

最後のアップルパイ

2005年11月26日 | 2005年
紅玉の出回る季節も終わりになりました。
最後にできたてのアップルパイを・・・。

妻は、今年4回ほど作りましたが、毎回少しずつ工夫しているようです。
どれもおいしかったですが。

来年は、皆さんに食べていただけるようになっているかな?
まだ、店舗も無く、子育て奮闘中の「めんどり」さんですが、みなさん応援よろしくお願いいたします。

東京出張録(21日)

2005年11月23日 | 2005年
        ↑「木とり」の家のポスト
朝7時起床。
寝ている木とり氏、博学大工氏。まんげつ氏は帰ったらしい。
置手紙をして木とり氏宅を出る。

上野へ。国立博物館へ行くが目当ての「北斎展」は月曜休館。

目黒へ。グリーンゲイブルスという家具屋さんを訪ねる。来年10月の国立での展覧会の参考になればという気持ち。
期せずしてグリーンゲイブルスの社長さんとケヤキの一枚板の話から各務原の材木市場(9月9日の記事参照)のことで話し込む。12月の市場に社長さんをお誘いしてグリーンゲイブルスを出る。

日暮里へ。布問屋街を回って工房のカーテンと座布団カバーをつくるためのリネンの生地を探す。リネンは5月くらいが出回る時期ということだったがまずまずのものを購入。

時計が2時少し前、もうタイムアップ。
東京駅に急ぐ。
東京発、2時30分「のぞみ」名古屋行きに飛び込んだ。

名古屋、岐阜を回って高山線各駅停車で中川辺駅17時10分到着。
体中に荷物をぶら下げて自転車で帰る。

17時20分、ちょうど夕ご飯を準備中。
妻と子供たちの健やかな笑顔に、少し胸が熱くなりました。

東京出張録(20日)

2005年11月22日 | 2005年
東京出張1日目
始発のJRに乗っていざ出発。朝の5時半は、まだ暗い。
7時33分名古屋発、「のぞみ号」で9時に東京に着く。

10時、練馬区下石神井、A氏宅。小学校2年生の息子さんの学習デスクと本棚の打ち合わせ。事前にお送りしたデザイン案で基本的に気に入っていただけました。
詳細な部分のご要望をお聞きして、予算をつめる。来年1月までに制作、3月頃納品予定。
お昼をご主人お手製のクリームソースのパスタをご馳走になる。(恐縮・・・。)

新宿へ。メキシコタイルを取り扱っているお店へ。(画像)曙橋にあるはずが、「移転しました。」の張り紙。新宿三丁目まで走る。今度制作予定のチェストの取っ手を購入。

4時、武蔵小金井へ。ウッドスケッチの家具を数多く買っていただいている、Sさんの紹介で、Tさんのパソコンデスクの相談。その後Sさんと来年末までに作る予定の桜のチェストの打ち合わせ。

7時30分、まんげつ氏と国立のカフェで会う。元気そうで安心。その後、家具屋の「木とり」氏、その仕事仲間の「博学大工」氏と合流。居酒屋庄やへ突入。飲酒、飲酒、飲酒・・・。
ふと気付くと日付をまたいでいてびっくり。
木とり氏宅へ。知らぬ間に就寝。



はらぺこあおむしのマフィン

2005年11月19日 | 2005年
絵本のレシピから、エリックカール作「はらぺこあおむし」のマフィンです。
自家製のりんごジャム入り
こばらが空いた午後、紅茶と一緒にどうぞ・・・。

最近、お菓子の記事が多くて家具屋としては、気になっているんですが、妻の話では次々と次回作の計画が練られているようです。

さて、私は、20日、21日と東京方面に出張です。3件ばかりの営業です。
学習机と本棚、チェスト・・・などなど。
そんなわけで、2日ばかりこのブログもお休みします。
携帯でも更新ができるみたいですが、私の携帯はimodeにつながってないのです。
また、火曜日ころから始めます。


WINTER FAIR

2005年11月18日 | 2005年
11月も半ばを過ぎて今年もあとわずかですね。
毎年、年末になればなるほど、あちこちに走り回っている私ですが今年はどうでしょうか。

12月に入ったらすぐに工房で「ウインターフェアー」を企画しています。
内容は、只今企画中ですが、
★小蕪亭に出品した作品をすこしお安くして販売すること。
★第2回プレゼント企画(「時計」と「バターナイフ」)。
★ご来房の方にめんどりやのクッキーとお茶をお出しすること。
などを考えています。

詳しくは、今製作中の「BREATHE]とペーパー版「ウッドスケッチからの手紙」でお知らせしていきます。
あっ、このブログでも・・・。

次の仕事へ・・・。

2005年11月17日 | 2005年
家具作りは、材料の手配・準備から始まります。
次の仕事に使う材料の乾燥が終わりました。

今度もテレビを置くスペースを持った、チェストです。
そして、両面使いという初めての課題もあります。
材料はタモ。木理がまっすぐの箱物家具にはぴったりの木です。

どんな作品になることやら・・・・。


熟柿の寒天

2005年11月16日 | 2005年
ずいぶんとむかしのこと、あるおばあさんから
「熟、熟に熟した柿を冷蔵庫で冷やして食べるのが何よりの楽しみ」
というお話を聞いたことがあります。

今は、ゼリー系のデザートは、コンビニに行くと手を変え品を変えて、いろんなものが揃っていますが、おばあさんの時代は熟柿がそんなデザートだったんですね。
私も、熟柿、好きです。

熟柿と寒天と蜂蜜だけで作ったこのデザート、あのおばあさんも気に入っていただけるでしょうか。

でかプリン

2005年11月15日 | 2005年
このプリンおいしかったです・・・。

隠し味にオレンジジュースが入っているとか。
やはり甘味には、酸味が必要なんでしょうか。

先日お伝えした絵本のレシピからです。

秋葉神社のばーべQを食べ過ぎて、でかプリンも食べて
すこし体重の気になる近頃です。

食器棚の作り方⑨

2005年11月14日 | 2005年
食器棚ができたので納品しました。

早速、テレビと神棚がそれぞれの場所に置かれ、「この食器棚はこの方の暮らしの中心にある」と思うとうれしくなりました。

ありがとうございました。

この食器棚は、裏板や棚板、小さな引き出しの底板に至るまで、無垢の木を使って作ってあります。使い古されて、壊れかけたタンスなどを引き取ってきてみると、傷んでいるのは必ずといっていいほど、裏板や引き出しのそこに使われた合板の類です。
合板はほんとに長持ちしません。これだけは、私が声を大にして言いたいことのひとつです。

無垢の材料で正直に丁寧に作られたものなら、少しばかり傷んでも「時の職人」の手で直すことができるのです。
これは、昨年、明治時代の箪笥を直した時の実感です。





へぼ飯

2005年11月13日 | 2005年
地域の「秋葉神社」祭礼がありました。

山の中腹の小さな社の周りの草刈清掃をして、神官さんをお呼びし、祭礼をしていただきます。20件くらいの小さな地域の集まりですが、地域の無病息災をお願いします。

そのあとは、ふもとの神社前でバーべQ。

この宴で毎年恒例なのが、「へぼ飯」です。「へぼ」というのは、蜂のことです。
スズメバチの仲間だそうですが、スズメバチのように攻撃的でなく、黒くてみつばちと同じくらいの大きさでしょうか。正式な名前は知りません。

それを炊き込みご飯にして食べるのが、とってもおいしいのです。

残念ながらみっちゃんは、食べられません。
目をそむけています。いつかは食べられるようになるかなぁ。

かぼちゃパンとおいものスフレ

2005年11月12日 | 2005年
みなさん、絵本の物語の中に、食べたくなるようなおいしそうなお菓子やケーキを見つけたことはありませんか。
そんなお菓子のレシピ本が出ていて只今、研究中です。
(絵本からうまれたおいしいレシピ2 宝島社)

本日の挑戦は、赤羽末吉作/絵「おおきな おおきな おいも」からおいものスフレと、文/あいはらひろゆき 絵/あだちなみ 「ジャッキーのパンやさん」からかぼちゃパンです。

ともによい出来栄えでした。

ほかにも「ぐるんぱのようちえん」のおおきなビスケットとか、人気の「ぐりとぐら」シリーズからもいくつか載っています。

興味のある人はぜひ挑戦してみてください。

私、「ちびくろさんぼ」のホットケーキ食べてみたいです。とらのバターのやつ・・・。

YG君のベランダ

2005年11月11日 | 2005年
昨日、食器棚の建具に入れるステンドグラスを買いに名古屋まで出ました。

ちょうど、友達のYG君家の近くだったのでちょっと寄ってみました。
もちろん彼は、仕事で不在でしたが、YG君、この春から毎週末ベランダ作りに精を出していて、様子を覗いてみたのです。
いやぁ、びっくり、テント式の屋根まで付いてしまって、さすが、だてに美大をでていません。創作ベランダ屋さんになれますねぇ。

この春にベランダに置くベンチを注文してくれて
「自由に面白いやつをつくってくれろ。」
といわれて、かつて、彼とは芝居仲間であったので、私もリキが入ってしまって舞台を想わせるようなものを作ってしまいましたが、どうだったでしょうか?
スモーカーの彼のために、作っておいた灰皿置き(花の鉢も置ける)の上には、相変わらず吸殻がいっぱいの灰皿がありました。