今日は12月19日、今年もあと十日あまり、カフェめんどりやはカフェ営業はすでに終了していて、バースディケーキやクリスマスケーキのお渡しのみとなっています。
ベーグルを焼くのも残すところ、ご注文分のあと2日のみです。
ベーグルは朝5時30分頃から焼き始めます。
今はまだ暗くて6時を過ぎるころから明るくなってきます。
カフェめんどりやの前は、ちょうど小学生の集団登校の集合場所になっていて、7時30分を過ぎるとひとり、ふたりと子供たちが集まってきます。
この分団は、11人の分団ですので、ベーグルを焼きながら全員元気かなと人数を数えて、ひとり少なかったりすると風邪でも引いたろうかと勝手な心配をしています。
そうして分団が学校に向けて出発してまもなくベーグルを焼き終えるのです。
毎朝の子供たちを見ていてふと思い出だした歌がありました。
短歌です。
「こどものそばをとおるとき、みかんのかする、ふゆがまたくる・・・・」
このフレーズ、小学校か中学校で習った気がします。
私の頭の中にこの短歌と同時に小学校時代の分団登校の集合場所、「牛乳の集乳所」の映像がセットで浮かんできました。
牛乳と一緒にホカホカ湯気が立ったたぶん飼料の強烈なニオイも思い出されます。
なのでたぶん小学校で習った気がします。
調べてみるとこんな短歌でした。
「街をゆき 子供の傍を通るとき 蜜柑の香せり 冬がまた来る」 木下利玄
子供のころ、いつもみかんは箱買いで毎日10個くらいづつは食べていたので、
「やっぱ、においがするんだ~~。」
なんて子供心に思ったりしたんでしょうか?
それにしても、もう、50年以上もたってしまったのに思い出されたこの歌、なんだかすごいですね~。