又又登場ですが、先週末に引続きこいつの加工です。
一応、先週外形の切り出しは出来たとして
仕上げが出来ていないので、鉋を掛けて r を奇麗に
整えるわけですが、
普通の鉋では r は削れない・・・?
と思うのは・・・間違いです(チョッと言い過ぎJARO)
普通、鉋はこんな状態になっています、木材に直接あたる面と鉋の刃は
ほぼそろった状態で、削りたい厚み分だけ、ほんの0.数mm刃を出して
削りますが、 r を削る場合は、普通と言うかチャンとした職人さん方は
鉋の本体?台自体が r になった物を作ったり、既成で有る物(丸鉋)を
購入したりで、より効率的で、安定して同じ r で削れるようにしますが
素人のタマにしかやらないDIYで態々特別な道具を購入するのは・・・
と言う事で、手持ちの道具を工夫します。
まず、部材の絵で見て上側の「外 r 」とか「出丸」とか言われる方は
今回位の大きな r なら、鉋の刃の出方だけで何とかなると思います。
極端ですが、こんな感じに鉋の刃を引っ込めてやれば
理屈的には6mとか7mとかのメートル単位の r なら
問題なく削れると思います。
問題は、10Cm単位の小さな r です。
(CGのバグで変な絵になってますm(__)m)
小さな出丸の時は台を絵の様に下駄にしてやればけずれます。
1Cm☐位の材料を r の大きさに合わせて取付ける位置や
取付ける材料の厚み、鉋の刃の出等を調整してやればそれなりに
出丸はなんとかなります。(多分?)
厄介なのは「内 r 」「入丸」?の方です
これも同様に絵の下側になるような大きな r は
こんな風に鉋の刃を極端に出すことで対応できると思いますが
流石にこれもメーター単位の r でないと対応しきれません
鉋の大きさにもよりますが・・・?
そお、鉋の大きさによって対応できる r が変わるのなら・・・
鉋の台を短く切ってしまえば対応できる r は一気に小さくなります。
只、これをやると鉋を一台潰してしまう事になるので
そこらは自己責任で・・・
もっとも、今回のこのコートハンガーの場合はここまで気にしなくても
大きな r の方は鉋の刃の出の調整で出丸も入丸も削れると思いますし
浮き柱の両端の入丸は素人DIYには小さすぎるので、面倒でも
ノミでチマチマ削って仕上げていくしかないかと思います。
だからと言う訳では有りませんが
出来れば「ジグソー」の購入を!
と言う事で、今日はこの辺でm(__)m