元ライターの小説家への道

僕もまだ本気を出していません。

NO26-ナイトウォッチ

2006年04月09日 15時41分04秒 | アレコレ鑑賞
「ずるい…」って女性に言われたい今日この頃です。

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 ロシア発「ナイトウォッチ」を見た。最近は言うことがうそ臭くてたまらないクエンティン・タランティーノ監督がオススメの映画。

 その昔、この世には異能者による光の勢力と闇の勢力が存在し戦闘を繰り返していた。力はまったくの互角。しかし、このままでは共倒れしてしまうと光の勢力の長が休戦を提案。そして闇の勢力を監視する光の勢力「ナイトウォッチ」と、光の勢力を監視する闇の勢力「デイウォッチ」がこの世に安定をもたらした。

 時は現代。異能者は、産まれると自ら闇の勢力か光の勢力に就くかを決める。だが1992年のモスクワで偉大なる異能者が誕生する。彼がどちらに就くかによって勢力の均整は傾く。明日はどっちだ!というストーリー。どうっすか?カッケーでしょ?

 映画のプロモでマトリックスを超える映像がロシアから発信。すべてのクリエイターが歯軋りする映像革命なんて言うから期待したんだけど、そんなことはなかった。やっぱマトリックスの映像はすばらしいです。

 なんかね、見ていて話が分かりにくいのよ。それも意図的に分かりにくくしているのではなく、拙いがための分かりにくさに感じる。映像的にもそれほどではないし。確かにカッケーシーンもあったけどさ。だもんで途中でちょっとだれた。最後はビシッと、いやピシッと程度かな?に締まって次回作に期待できそうなんだけどさ、あ、この作品は全3部作です。まぁちょっとコピーが大げさでした。

 ちょっと褒めておくとロシア映画ゆえにセリフはもちろんロシア語。そして一緒に英語と日本語の字幕が出ているのだが、英語字幕の演出はカッケー。普通の字幕と言うのはオンとオフの繰り返し。文字が消えて文字が現れてと言う感じだけど、英語の字幕は凝った出方をしており、煙のように消えていったり、出演者が手を払うとそれになぞられて消えたり。後大声を出したシーンでは、字幕が大きくなったりね。たぶん同じことを日本語でやったらダセーんだけど、英語だと様になりますな。ちなみに次回作は「デイ・ウォッチ」、闇の勢力が主役です。ナイトウォッチを大幅に超えてくれることを期待します。

今年見た映画の順位

  1位- コンタクト
  2位- マトリックス-リローデッド
  3位- マトリックス
  4位- オールドボーイ
  5位- ディアハンター
  6位- スクールオブロック
  7位- DEEP BLUE
  8位- スターウォーズ エピソード3
  9位- 下妻物語
 10位- パッチギ!
 11位- ナイトウォッチ
 12位- ブラザーフッド
 13位- スウィングガールズ
 14位- 宇宙戦争
 15位- 誰も知らない
 16位- チャーリーとチョコレート工場
 17位- マトリックス-レヴォリューションズ
 18位- コンスタンティン
 19位- ガンモ
 20位- 女と女と井戸の中
 21位- バートン・フィンク
 22位- ブレイド
 23位- カサノバ
 24位- 8mile 
 25位- デビルマン
 26位- ハサミ男
コメント (6)
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