元ライターの小説家への道

僕もまだ本気を出していません。

切り裂きジャック・百年の孤独

2006年12月22日 01時38分21秒 | アレコレ鑑賞
「遊んでいるだけでは 見えない街が 見えてくる」

だったと思うんだけど、バイト探しのanのポスターに書いてあった。意味分からなくね?日本語おかしくね?

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 1888年のロンドンで起こった娼婦連続殺人事件。5人のコールガールが殺された迷宮入り事件。その手口は残忍。ナイフで体を切り刻んで内臓を引きずり出し放置する。その事件が100年後のベルリンで再現された!

 というのは島田荘司の小説「切り裂きジャック・百年の孤独」の話ですが、現実にロンドンで起こりましたね。容疑者が二人逮捕されたようですが、どうなんでしょうね?小説を読み終えて数日したら、ロンドンでこの事件だから「あら、良いですね~」の波が何度も何度も押し寄せました。

 この事件が100年前に話題になったのは、残忍性だけではない。殺人現場に残された謎の落書き。

「ユダヤ人は理由もなく責められる人たちなのではない」

 犯人と思われる人物からの手紙。

「切り裂きジャックは売春婦を毛嫌いしており、警察には決して捕まらない、犯行はまだまだ続く」

 異常者の犯罪者と思いきや、5人を殺害したところで、犯行はピタリと止む。当時の人々は恐怖に慄いただろうが、今となっては魅力的なお話だよね。  

 ちなみにジョジョの奇妙な冒険の中では、ジャック・ザ・リッパーはディオブランドーの手下になってゾンビになりました。まぁツェッペリンの波紋疾走にやられて死にやがるのですけどね。


切り裂きジャック・百年の孤独

文藝春秋

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