元ライターの小説家への道

僕もまだ本気を出していません。

敷金トラブル-入院-

2007年08月18日 01時27分34秒 | 不動産トラブル
 もしかしたら、小島よしおは人類に対する地球温暖化の警告メッセージを具象化した存在ではなかろうか。すみません、テキトー言ってます。

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前回の続き

 もう不動産屋と話すことは何もない。後は大家のおばあちゃんと話を詰めるだけだ。しかし朝早くに電話をしようが、昼に電話をしようが、夜に電話をしようが、音信不通になってしまった。おばあちゃんはひとり暮らしなのだろう。だがそれにしても、いつ電話しても出ないというのはおかしい。一日中、外で遊びまわっているおばあちゃんと言うのはあまり聞かない。

 もしかして居留守を使われているのだろうか。電話番号の前に「184」を付けて電話をしてみる。しかし出ない。公衆電話からならどうだろう。それも出ない。どうしよう…。と考え時が経ち、3週間ほど経過して何気なく電話をしたら、おばあちゃんが出た。

「もしもし、昔、おばあちゃんのアパートでお世話になっていたものですけど…」
「ああ…はいはい…」

 以前電話した時に、ひと月分の振込みがされていないと言う話をされた。僕は何年何月分が振り込まれていないか、分かったら電話がほしいと伝えておいたのだが、そんな話はどっちらけ。僕の方から切り出した。

「この間、電話した時にお願いしてあった、何年何月分の振込み分が不足しているのか分かりましたか?」
「ああ…、ごめんなさいね。実は私、昨日まで入院してたのよ」
「入院?!どこか悪いんですか?」
「前から良くなかった血圧が上がってね…」

 お・おれのせいか?せいなのか?

「一度、何年何月か調べてメモを残して置いたんだけど、どこにしまったかしらね…。チョット待っててね」
「ああ、良いです。良いです。まだ調子悪いんでしょう?寝てて良いですから。元気になってからで良いですから。またしばらくしたらこちらから電話しますから、ゆっくりしていてください」
「そうですか、すみませんね。ご迷惑おかけしますね…」

 僕は受話器を置いた。そして考えた。どうしよう。これから電話しにくいな。お年寄りの病人に、冷や水を掛けるような真似はあまりしたくない。うーむ…。と思い一週間が過ぎた時に電話がかかってきた。

 不動産屋からだった。

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 オッパッピーって地球に優しそうな意味だからな~。うーん。
 そんなことで悩んでないで、これでも買っちゃいなよ!

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コメント (4)
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