元ライターの小説家への道

僕もまだ本気を出していません。

バベルを見た

2008年11月04日 01時13分30秒 | アレコレ鑑賞
 早く誰か直してあげて~。

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 2006年カンヌの監督賞を受賞した「バベル」を見た。

「遥か遠い昔、言葉は一つだった。人間たちは神に近付こうと、天まで届く塔を建てようとした。怒った神は言葉を乱し、世界をバラバラになった」

 なんてコピーが公式HPに書かれていたからテッキリ、どこかの国で昔はすべての人々が同一の言語を用いていた証拠が発見されて、それを基に再び世界がひとつの言語を使い始める。なんてストーリーかと思ったらぜんぜん違った。

 モロッコとアメリカ/メキシコ、日本を舞台に繰り広げられる3つのストーリーが微妙にリンクしながら進んでいくお話だった。恐らくモロッコでの話しは親子or世代の壁、アメリカ/メキシコでの話しは言葉と文化の壁、日本の話しは健常者と聾唖者の壁を描いていたのだと思う。

 それぞれの話しはそれなりに面白く143分という上映時間も苦ではなかった。しかしメッセージが伝わらなかった。どの部分が評価されたのかが分からなかった。公式HPのコピー(聖書の引用らしいが)で期待をしすぎたようだ。
コメント
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