元ライターの小説家への道

僕もまだ本気を出していません。

唯脳論を読んだ

2008年11月21日 01時07分42秒 | アレコレ鑑賞
 アニマックスで2009年1月1日0時から21時まで機動戦士ガンダムの全話を放送するらしいけど、全部を見る自信ないな。見たいけど。

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 「バカの壁」でお馴染みの養老孟司の「唯脳論」を読んだ。というか途中で投げ出した。

 「心は体のどこにあるのだろう?」。なんて誰でも一度は考えたことがあるだろう。悲しい時、胸が痛むから心は胸にあるのだろうか。悲しいと感じるのは脳だから、心は脳にあるのだろうか。などなど。

 これを唯脳論ではこのように説明している。心とは脳の機能の一つであると。どういうことだろうか。例えば心臓という臓器がある。これが活動すると血液の循環が行われる。心臓の機能の一つに循環があるのだ。

 だから「体の中から循環を取り出してください」と言われても、取り出すことなど出来ない。確かに循環は存在しているのに。同じように「心は脳の機能の一つ」とすれば、体のどこを切っても心を取り出せないのは頷ける。そのように唯脳論では説明している。

 あと、もう一つ面白い話が書かれていた。頭の中で1~10間で数える。それと同時に口を使って会話をしようとする。恐らく同時に出来る人はいないだろう。しかし数の数え方を少し変えると、これが出来るようになる。紙に書かれた数字を目で追いながら話をするのだ。

 これは何を意味するのか。唯脳論の中では「視覚言語と聴覚言語はある程度並行して処理が可能」と書かれていた。まぁこの部分だけ引用しても何のことか分からないと思うけど。というか!読んでも難しくて理解できなかった。

 ホントまぁ、全編を通して難しくて難しくて難しくて。僕には所々しか理解できませんでした。


唯脳論 (ちくま学芸文庫)
養老 孟司
筑摩書房

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コメント
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