元ライターの小説家への道

僕もまだ本気を出していません。

世界にひとつのプレイブックを見た

2013年05月25日 10時09分33秒 | アレコレ鑑賞
「南海トラフ地震 新予測を公表」

 南海トラフってちょいちょい聞くけど、どうすればいいんでしょう。

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 前評判とかまったく知らずに「世界にひとつのプレイブック」を見た。横浜シネマリンという単館系の小汚い映画館で。トイレに行くと小便器の淵に空き缶の灰皿が針金でぶら下がっていたりして昭和。その空き缶が「カンから作るパン」だったりして小粋。

 映画はまぁ面白かった。普通に割合結構王道ストーリーに異端の設定をした感じだった。内容は躁うつ病の主人公がなんやかんやで更生しちゃうお話。王道だったら主人公の家族が苦悩しながら涙流して時には怒って主人公を導いたりするんだが、この映画はちがう。というか基本的に登場人物はすべて屑。

 主人公の母親は病院の先生の言うこと聞かないで、息子を精神病院から退院させちゃうし、父親は野球のノミ屋を開業しようとしているし、ヒロインは淫乱だしmoremore。

 けどまぁ最後は「結局人間ってどいつこいつも問題があるけど、仲良くやれれば良いじゃん」と思える作品だった。

 ただ最後に野球とダンスをキーワードに持ってきていたのが、アメリカ的な感じで日本人と言うか俺的にピンとこないので、ちょっとボンヤリあくびをした。

 けどまぁ面白かったです。今度はもっと見ていて胸糞が悪くなるような映画を単館しようと思う。

 というかもうDVDが出ているあたり、オレがこの作品を知らなかっただけだと思われる。


世界にひとつのプレイブック DVDコレクターズ・エディション(2枚組)
クリエーター情報なし
東宝
コメント
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