元ライターの小説家への道

僕もまだ本気を出していません。

さよなら渓谷を見た

2013年07月11日 21時37分06秒 | アレコレ鑑賞
「矢口「誰も信用できない」」

 そして「誰も信用できない」と言った相手も信用できなくなる矢口であった。

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 真木よう子主演「さよなら渓谷」を見た。俺、にやけた映画が嫌いでね。この映画にはそういったシーンがまったくなくて良かった。作品的にも割合良かったのだが、広告がよくない。ミステリーの答えを書いてはいけない。この作品で言いたいことはそこではないが、それでも答えを知るのと知らないのではゼンゼちがう。

 作品中でもその謎を追うシーンが出てきているのに、観客の大半は「知ってるっつうの」感で包まれてしまう。アホか。松本清張の「ゼロの焦点」の帯くらいのネタバレだ。

 あと真木よう子は正義。


さよなら渓谷
クリエーター情報なし
新潮社
コメント
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