ロンドン・ヒートを見た。

「カメラ眼鏡かけ男湯に 男逮捕」

　オーストラリアにいた頃、ホテルのロビーで日本のニュースをテレビで流しているのを見た。赤外線での撮影機能を搭載したカメラで、水着姿の女性を撮影すると裸が撮れるという内容だった。ロビーからは失笑。日本人として恥ずかしいと思ったことを、このニュースで思い出した。

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　よく知らん監督の「ロンドン・ヒート」を見た。イギリスでの人気ドラマ「スウィーニー」の映画版らしいが、そんなのは知らん。ロンドンの特捜隊の話らしいのだが、法を犯したり、上からの命令を無視したり、なかなかワイルドな作品だったが、あんまり面白くなかった上に、主人公の中年のおっさんがザキヤマに似ていて、気が散る散る。

「マジカルガール」を見た。

「続編決定 広瀬すず泣き崩れる」

　広瀬すずは性格悪いとかネットで見たりするけど、女優は性格悪いほうが大成するんじゃないかと思っています。

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　有楽町の単館系の映画館「ヒューマントラストシネマ・有楽町」で見た二本目はカルロス・ベルムト監督「マジカルガール」。たぶん今年ナンバー１になりそうな予感。「バットマンvsスーパーマン」より良かった。

　この映画を説明するのは難しい。この映画はスペイン映画なんだけど長山洋子のデビュー曲が冒頭で流れたと思ったら、日本の架空アニメ「魔法少女ユキコ」が好きな白血病の女の子が余命わずかで、その子の願いを叶えてあげたいお父さんの悲しい話かと思ったら、登場人物すべてが悲しい結末を迎えるという話だった。

　期待を良い意味で悪いほうに悪いほうに裏切られ、やるなスペインと思える映画だった。