今日は松ちゃんが結婚を発表した日。しないと思っていたからチョイ驚いた。なんか離婚しない気がする。
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忌野清志郎といえば僕の場合は、RCサクセションではなくタイマーズです。正確に言うと、忌野清志郎によく似ている人のバンドだが。
1994年12月29日に武道館で行われたライブにタイマーズが出演した。このライブは何がすごいって演者が豪華。今は亡きイエローモンキーズと今は亡きブランキージェットシティと今は亡きタイマーズという豪華3バンド。僕の目的はブランキーだったが、タイマーズのパフォーマンスの前にはブランキーは粉砕された。
タイマーズがトリを務めたのだが、清志郎によく似た人のパフォーマンスがすごかった。コンサート会場で、CDと同じ声を出せる人って初めて聞いた。かつぜつがハッキリしていて聞き取りやすい。楽器の音より声が全然勝っている。CDと同じ声と書くと印象悪いが、そこにまず感動した。
そして曲。サリンをばら撒けという曲でやられた。1994年12月はアレですよ。松本サリン事件後であり、地下鉄サリン事件前なんだけど、よく似た人は「サリンをばら撒け~」と歌うんですよ。当然、不謹慎なわけですよ。しかも更に不謹慎な事に、観客に「サリンをばら撒け」と歌うことを強要させるんですよ。
今もその当時もそうだけど、サリンに良い印象を持っている人なんていなくてさ、面白半分に「サリンをばら撒け」なんて観客は歌えないっすよ。しかも観客の一部はイエモンをアイドルとみなして、曲と一緒に踊ったりしていた若い女の子もいるのに、その子たちもひっくるめて「おまえら、サリンをばら撒けって一緒に歌えよコノヤロー!」なんて何回も何回も言うの。
さすがにそれは言えないっす。僕言えないっす。周りの人たちも歌えないっす。けど色々言うんですよ。似た人が。「お前らノリが悪いんだよ。コノヤロー」、「サリンなんて言葉に大した意味はねぇんだよ」、「お前ら全員が言うまでオレは言い続けるぞ。ヤメネェゾ!」って本当に何回も何回も言うのよ。
そうすっと少しずつ観客の中でも声を出す人が増えてくるわけ。やがて武道館の中は「サリン」でひとつになるわけよ。オレの隣の人(※1)も「サリンをばら撒け!」と熱唱するの。すると不思議なもんでね。集団心理ちゅうのかね。いつしか僕も「サリンをばら撒け」と熱唱ですわ。すみませんね、人に流されやすい性格で。
んで、似ている人なんだけど。最後に言うんですよ。観客全員に「サリンをばら撒け」と言えと強要した人物が。
「お前ら馬鹿かよ!サリンをばら撒いて良いわけがないだろうが!!」
なんて感じのパフォーマンスをやってくれるんですよ清志郎によく似ている人は。そして曲は「あこがれの北朝鮮」へと続いちゃってね。というのが僕にとっての忌野清志郎なんです。
※1…隣の人と書きましたが、正確ではありませんでした。隣にはKがいるはずだったのに、彼はすっぽかしました。光るタマネギの下で僕は涙を浮かべました。
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忌野清志郎といえば僕の場合は、RCサクセションではなくタイマーズです。正確に言うと、忌野清志郎によく似ている人のバンドだが。
1994年12月29日に武道館で行われたライブにタイマーズが出演した。このライブは何がすごいって演者が豪華。今は亡きイエローモンキーズと今は亡きブランキージェットシティと今は亡きタイマーズという豪華3バンド。僕の目的はブランキーだったが、タイマーズのパフォーマンスの前にはブランキーは粉砕された。
タイマーズがトリを務めたのだが、清志郎によく似た人のパフォーマンスがすごかった。コンサート会場で、CDと同じ声を出せる人って初めて聞いた。かつぜつがハッキリしていて聞き取りやすい。楽器の音より声が全然勝っている。CDと同じ声と書くと印象悪いが、そこにまず感動した。
そして曲。サリンをばら撒けという曲でやられた。1994年12月はアレですよ。松本サリン事件後であり、地下鉄サリン事件前なんだけど、よく似た人は「サリンをばら撒け~」と歌うんですよ。当然、不謹慎なわけですよ。しかも更に不謹慎な事に、観客に「サリンをばら撒け」と歌うことを強要させるんですよ。
今もその当時もそうだけど、サリンに良い印象を持っている人なんていなくてさ、面白半分に「サリンをばら撒け」なんて観客は歌えないっすよ。しかも観客の一部はイエモンをアイドルとみなして、曲と一緒に踊ったりしていた若い女の子もいるのに、その子たちもひっくるめて「おまえら、サリンをばら撒けって一緒に歌えよコノヤロー!」なんて何回も何回も言うの。
さすがにそれは言えないっす。僕言えないっす。周りの人たちも歌えないっす。けど色々言うんですよ。似た人が。「お前らノリが悪いんだよ。コノヤロー」、「サリンなんて言葉に大した意味はねぇんだよ」、「お前ら全員が言うまでオレは言い続けるぞ。ヤメネェゾ!」って本当に何回も何回も言うのよ。
そうすっと少しずつ観客の中でも声を出す人が増えてくるわけ。やがて武道館の中は「サリン」でひとつになるわけよ。オレの隣の人(※1)も「サリンをばら撒け!」と熱唱するの。すると不思議なもんでね。集団心理ちゅうのかね。いつしか僕も「サリンをばら撒け」と熱唱ですわ。すみませんね、人に流されやすい性格で。
んで、似ている人なんだけど。最後に言うんですよ。観客全員に「サリンをばら撒け」と言えと強要した人物が。
「お前ら馬鹿かよ!サリンをばら撒いて良いわけがないだろうが!!」
なんて感じのパフォーマンスをやってくれるんですよ清志郎によく似ている人は。そして曲は「あこがれの北朝鮮」へと続いちゃってね。というのが僕にとっての忌野清志郎なんです。
※1…隣の人と書きましたが、正確ではありませんでした。隣にはKがいるはずだったのに、彼はすっぽかしました。光るタマネギの下で僕は涙を浮かべました。
そっちのほうが気になります・・