元ライターの小説家への道

僕もまだ本気を出していません。

「どちらかが彼女を殺した」を読んだ(解答編)(ネタバレ)

2011年06月05日 22時49分07秒 | アレコレ鑑賞
「米任天堂のサイトに不正侵入」

 こういうのって論理的に防御することって不可能なのかな。世の中に絶対に破れないパスワードはない、という感じなのかな。

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 東野圭吾の「どちらかが彼女を殺した」のあとがきを読んだ。しかし犯人は明記されておらず。僕が怪しいと思った部分は果たして正しかったのだが、いかんせん犯人が書かれていなかったので、ネットで調べた。すると圧倒的に佃潤一が犯人と書かれているページが多かった。なんでじゃ!

 僕は気がつかなかったが、佃潤一は右利きらしい。一方の弓場は左利きらしい。弓場は右利きだと思っていた。なぜなら園子の葬式のシーンで、そのような描写があったから。しかし、あとがきによると、単行本では弓場は左手で睡眠薬の袋を破ったという記述になっているのだが、文庫では“左手で”の部分を意図的に削っているらしい。知らんよ。

 これまた僕は気がつかなかったのだが、睡眠薬は同じように(同じ利き手で)破かれていたらしいので、一袋目を破いた潤一(右手が利き手)と同じように、二袋目も右手が利き手の人物が破いたことになる。そういう理論から潤一が犯人なんだと。

 結局あれですよ。前回のブログで書いた、「犯人が絶叫して、犯人じゃない方が悲鳴を上げた」という記述も犯人の推測に大きく役立っていたっぽい。

 けどまぁ潤一が犯人だとして、一回帰って戻ってくるかね?なんて思うよな。

 以上!
 

どちらかが彼女を殺した (講談社文庫)
クリエーター情報なし
講談社
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