Yahoo!文学賞を書き終えた。後は印刷して赤入れして、それを修正して応募だ。
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客先に行くために東京から横浜まで東海道線に乗った。会社の男3人で箱席に座る。箱席というのは二人が向かい合って座れるタイプの座席のことね。箱席の隣を見るとそちらにも男3人が座っていた。こんな感じね。●が人で○が空き。
●○ ○●
●● ●●
そこに女が登場☆
☆
●○ ○●
●● ●●
彼女はどちらかに座ろうと一瞬立ち止まった。俺たち男3人は言ってみればモテから縁遠いマザーファッカーな社会人。片や隣の男たちは20代前半と思しき、いかにももてそうなキラリ3人組。
これは勝負が見えた感じ。女は3VS3の男をじっとりと見た後、若い男たちの方に座ったね。
●☆ ○●
●● ●●
この女がナウくてボインでカワイ子ちゃんだったら、歯軋りガツガツだったんだけど、男を欲しそうな光線をビームしながらタイトなスカートを履くおばはん(推定40歳)だった。俺は勝ったと思ったね。若いやつらに向かって、心の中で「やーいやーい」って言ってやったよ。
女が座ったとたん、それまで盛り上がっていた、キラリ3人組みは意気撃沈。黙りこくった。やがて始発の東京駅を走り出す東海道ライン。車窓を流れいくパープーたちの住処(俺の家も含む)。
そんな中、女が口を開いた。
「これから3人でどこにいくの?ぎょぼぎょぼ」
「あ、旅行です…」
「あら~良いわね~うらやましいわー。若いって素敵ね」
なんて会話がなされる。キラリたちはいかにも迷惑そうな顔をしている。一人なんかルービックキューブをやっていた。明らかにダークな気分になっていくキラリ。明らかに恍惚の笑みを浮かべる俺。圧勝。
「ねぇ君たちはいくつなの?20歳は超えているのよね?」
「いいえ…」
「うそー未成年なの~。うわーすごいわー。てぃーんえいじゃーなのね~。輝いてるわ~素敵」
その時俺は聞いたね。女のデリケートな部分から「ジュン」という音が鳴ったのが。その後もなんかやたらタイトなスカートから伸びた足を組み替えたり、太もも同士をこすり合わせたりしてるの。変態だよ。いやらしい女やで…。
キラ☆たちは明らかに轟沈しているんだけど、女はご満悦の逆ハーレム状態にスパーク。しかし女は途中の駅で降りてしまった。「じゃあね。旅行楽しんできてね」という言葉を置き去りにして。あの女絶対に女便に駆け込んだよ。
いやいや、ちょっと待ってくれないか?女性が旅に向かう若者と一緒におしゃべりを楽しんだだけじゃないか。という意見もあるかもしれない。しかし逆の立場を考えてもらいたい。すんげー可愛い女3人組みプラスクソ親父が箱席に座って、エレクティオするおやじがギョボギョボ言ってたら、変態だよ変態。セクシャルパワーハラスメントナンバーワン。
女が立ち去った後も、すっかり旅行ウキウキモードに水を差されたキラ☆たち。幸いにも一人の男が「あの女絶対おまえに惚れてたよな」の一言で、場が和み始めた。「ざっけんなよ。お前に惚れてたつうの!」「やんややんや」という感じで盛り上がっていた。
心温まる話やでほんま。
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客先に行くために東京から横浜まで東海道線に乗った。会社の男3人で箱席に座る。箱席というのは二人が向かい合って座れるタイプの座席のことね。箱席の隣を見るとそちらにも男3人が座っていた。こんな感じね。●が人で○が空き。
●○ ○●
●● ●●
そこに女が登場☆
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●○ ○●
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彼女はどちらかに座ろうと一瞬立ち止まった。俺たち男3人は言ってみればモテから縁遠いマザーファッカーな社会人。片や隣の男たちは20代前半と思しき、いかにももてそうなキラリ3人組。
これは勝負が見えた感じ。女は3VS3の男をじっとりと見た後、若い男たちの方に座ったね。
●☆ ○●
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この女がナウくてボインでカワイ子ちゃんだったら、歯軋りガツガツだったんだけど、男を欲しそうな光線をビームしながらタイトなスカートを履くおばはん(推定40歳)だった。俺は勝ったと思ったね。若いやつらに向かって、心の中で「やーいやーい」って言ってやったよ。
女が座ったとたん、それまで盛り上がっていた、キラリ3人組みは意気撃沈。黙りこくった。やがて始発の東京駅を走り出す東海道ライン。車窓を流れいくパープーたちの住処(俺の家も含む)。
そんな中、女が口を開いた。
「これから3人でどこにいくの?ぎょぼぎょぼ」
「あ、旅行です…」
「あら~良いわね~うらやましいわー。若いって素敵ね」
なんて会話がなされる。キラリたちはいかにも迷惑そうな顔をしている。一人なんかルービックキューブをやっていた。明らかにダークな気分になっていくキラリ。明らかに恍惚の笑みを浮かべる俺。圧勝。
「ねぇ君たちはいくつなの?20歳は超えているのよね?」
「いいえ…」
「うそー未成年なの~。うわーすごいわー。てぃーんえいじゃーなのね~。輝いてるわ~素敵」
その時俺は聞いたね。女のデリケートな部分から「ジュン」という音が鳴ったのが。その後もなんかやたらタイトなスカートから伸びた足を組み替えたり、太もも同士をこすり合わせたりしてるの。変態だよ。いやらしい女やで…。
キラ☆たちは明らかに轟沈しているんだけど、女はご満悦の逆ハーレム状態にスパーク。しかし女は途中の駅で降りてしまった。「じゃあね。旅行楽しんできてね」という言葉を置き去りにして。あの女絶対に女便に駆け込んだよ。
いやいや、ちょっと待ってくれないか?女性が旅に向かう若者と一緒におしゃべりを楽しんだだけじゃないか。という意見もあるかもしれない。しかし逆の立場を考えてもらいたい。すんげー可愛い女3人組みプラスクソ親父が箱席に座って、エレクティオするおやじがギョボギョボ言ってたら、変態だよ変態。セクシャルパワーハラスメントナンバーワン。
女が立ち去った後も、すっかり旅行ウキウキモードに水を差されたキラ☆たち。幸いにも一人の男が「あの女絶対おまえに惚れてたよな」の一言で、場が和み始めた。「ざっけんなよ。お前に惚れてたつうの!」「やんややんや」という感じで盛り上がっていた。
心温まる話やでほんま。
「東海道線」でドキッ☆で良かったです。
「いやらしい女やで…」だったら…、それはそれで大歓迎です。だけど東海道線でいやらしい女にならないように気をつけてくださいね。
>チャッキーさん
僕がイメージするチャッキーさんと違いますね~。チャッキーさんなら「こことーった」と言って、両方の席をゲットしそうです。
…冗談です。
私はこういう時、キラリの方へは座れない軟弱女なんですが。萎縮しちゃうんだなー。
きょんさんの「私じゃありません」ってのがまた面白さに油を注ぎました。
これからも日常に起こるドラマの報告をお願いします。
てか、そんなに気軽には話しかけられませんよ、知らない人に電車の中で。そこがオバサンと呼ばれる境目なのか?
・・・でも、私でもやっぱキラリの方に座るかな~?