元ライターの小説家への道

僕もまだ本気を出していません。

敷金トラブル-未完-

2008年10月24日 20時00分08秒 | 不動産トラブル
 あなたは金髪豚野郎と、お喋り糞野郎のどちらで呼ばれたいですか?

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 今回で一応終了。前回の続き

 銀行から封筒が届いた。大家の口座に入っている残高の通知だ。これですべてにケリがつく。そう思いながら開封した書類に書かれていた金額は











































25000円

 25万円の間違いでは?と何度見返しても桁がひとつ足りない。やってしまった。バッドタイミングで銀行に通知が届いてしまった。まさかこんなに早く届くとは思っていなかった。もっと上手く月末ギリギリに到着させるべきだった。

 これでは裁判にかかった費用+α分にしかならない。敷金のほとんどが返ってきてないに等しい。とりあえず銀行に電話をして、残高すべてを振り込んでもらうように手続きをした。そして…、今後だ。

 今後、どうしよう。今回はすごい社会勉強になった。裁判の傍聴をしたし、実際に自分で裁判も体験した。欠席裁判だったけど。差し押さえ処分の方法も分かった。母親を殺した人と同じエレベーターにも乗ったりもした。

 だが裁判にはパワーが必要だ。慣れていないと何日か会社を休み必要がある。少額訴訟を起こして少額を手に入れるより、会社で汗水流して働いた方がお金はより得られるかもしれない。

 金のためじゃない。自分の正義を通すためにやるんだ。しかしそう信じて行動したはずなのに、この後味の悪さはなんだろう。全額返してもらったらスッキリしていたのだろうか。

 裁判を起こす前に話し合いで解決できなかっただろうかと思い返したりもした。いや、1年近くの話し合いをしても話しが進展しなかったから、行動を起こしたのだ。

 ひとつ分かったことがある。裁判の判決は絶対かと思っていたが、そうではないようだ。判決が出たことと、それを守ることは違う。今回が良い例だ。そしてお金がない人からは、やはりお金は取れない。今回の僕はミスをした。不動産を持っている人が十数万円の現金を持ち合わせていないとは考えにくい。差し押さえのタイミングを誤った。

 裁判を継続する方法はある。再度、タイミングを見計らって差し押さえの手続きをする。その場合は再び法務局に行って、債務者である銀行の書類を入手する。そして再度、裁判所に出向く。他にも不動産や動産を差し押さえる方法もあるようだ。しかしそうなると、難しい手続きが必要そう。

 取り合えずこれで幕を引こうと思う。僕は裁判には勝ったが、負けてしまった。目的を果たすことができなかった。しかし、もしも何かのついでで法務局に行く機会があれば、復活するかもしれない。もしも10万円が絶対に必要な事態が訪れたら、率先して行動を再開すると思う。この先10万円に窮する時が来るとは思えないけど。

 まぁそんな感じです。納得は言っていないけど、我慢します。
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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (チャッキー)
2008-10-24 22:10:50
お疲れ様でした~
そっか、裁判に買っても負けてしまうってことなんですね。なんかフェアじゃないですね。

ということは、よく裁判で○○千万円の支払命令が下った、とかニュースになりますが、そのまま逃げちゃうこともできるってことなんでしょうか。

フェアじゃなーい!
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Unknown (村尾さん)
2008-10-25 00:15:33
ホントですね。2ch管理人のゆろゆきは裁判に負けまくっているけど、一切お金を払っていないそうです。まぁそういうことなんでしょうね。
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Unknown (氷魚)
2008-10-25 00:45:58
読んでいたこちらも勉強になりました。
差し押さえって銀行に金がなかったら自宅まで行って赤紙を張るくらいのイメージあったんですが、現状は違うんですねぇ。
不動産経営者が¥25000しか現金がないというのもいささか不自然な気がします。
もしかしたらそういう入れ知恵があったのかも…
邪推しすぎですかねぇ^^;;
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Unknown (村尾さん)
2008-10-25 11:02:03
僕も赤紙のイメージはありました。
裁判所がお金の回収まですべてやってくれる物だとも。しかし実際は違うのですね。
入れ知恵に関しては分かりません。しかしその可能性もあるかなと思っています。ふ~。
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