敷金トラブル－訴訟－

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前回の続き

　行動開始である。少額訴訟を起こすことを決意。ちなみに少額起訴ではありません。少額訴訟です。起訴は検察官が刑事裁判で行うものだそうです。検索すると少額起訴ってたくさんヒットするけどね。なお「敷金の少額訴訟」って何気に言いにくいです。

　とりあえず少額訴訟を行う場合は、取りあえず近くの簡易裁判所に行きましょう。東京の場合は日比谷公園の奥にあります。まぁ本当に行きたい人は自分で調べましょう。ぽてちん。

　そして少額訴訟の方法ですが、ここでアーダコーダ書くよりも簡易裁判所に行くのが絶対に良い。東京の場合だが簡易裁判所内に無料の相談センターがあるので、自分が置かれた状況などを説明すれば、どのような手続きがベストか教えてくれる。そして手続きの方法を聞いたら、訴訟を起こすための用紙に必要事項を記入。相応の印紙を購入（簡易裁判所内で売っている）する感じ。

　今回の僕の要求ポイントは敷金２ヶ月分と前家賃１ヶ月分の返還になるので、そのための証拠を用意。敷金２ヶ月分は一番最初に不動産屋と取り交わした契約書をコピー。

　前家賃１ヶ月分の証明は、銀行の預金通帳。これに支払った記録が残っているからね。僕の通帳は一部おまとめ（何ヶ月も記帳しないと未記帳期間分が１行にされてしまう）になっていたが、銀行に言うと詳細を打ち出してくれた。１週間くらい時間かかったけど。

　なお証拠は当然ながら第三者が見て、信頼を得られるものでないと意味がない。「確かに支払いました」なんて言葉では意味はないし、自分でエクセルでピコピコ入力したものでは役立たず。過去５年分くらいの通帳を引っ張り出して、支払った記録を調べるのって結構手間よ。

　これらの書類を用意して少額訴訟の手続きをする。すると裁判所から被告である大家に対して書類が郵送（配達証明付だったかな？）され、原告である僕の要求を確認。当然、大家にも異論があるわけだから、それに対して裁判所でお話しましょうと、そういう流れになります。