元ライターの小説家への道

僕もまだ本気を出していません。

小説家への道-1勝目-

2009年07月12日 22時28分29秒 | 部活
「江角マキコが第2子を妊娠 」

 ごちバトルは大丈夫でしょうか?

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 「オレが落選しつづけるのは、まだ本気を出していないからなんだよね」と自分を慰める部活。それが小説家への道部。

 東京新聞で300文字小説ちゅうのを毎週日曜日に発表している。密かにそれに応募していた。長編を書くだけのパワーと根性がないので、超超短編でも書いてさくっと採用されて、自分に自信を持たせようと思い続けて14作品を送って止めてしまった。ぜんぜ採用されないから。

 正直、採用されているやつよりも、オレのやつの方が良いじゃん!なんて思うこともしばしば。殺伐とした作品や日曜日の朝にふさわしい作品、子供向けの作品など色々書いたが、全てボツ。やーめたへへーんだ。と思っていたら、採用のメールが来た。

 そして掲載されたのがこの作品だ。

老人ホーム

 正直、これかよ。と思った。こっちより、あっちの作品の方が良いと思うんだけど。なんて。しかし、それでは成長も何もないので、どうして選ばれたのかを考えて今度の参考にしようと思う。これをステップに別の短編も受賞したりするとうれしい。

 ちなみに老人ホームは下のやつが原文。編集部の方で若干の手直しが入っている。見比べてみると面白いかも。



老人ホーム

「「またここのお世話になるとは…」
 子供に連れて来られた老人ホームは、私が子供の頃に通っていた小学校だった。少子化のあおりを受けて廃校になったとは聞いていたが、老人ホームに生まれ変わっていたとは。校舎の一部は生徒が使っていた机や椅子、黒板がそのままになっていた。
 老人ホームに入ると、知っている顔がいた。
「ヨシオにマサヒサじゃないか!久しぶりだな」
 小学校の時の学友だ。顔には深い皺が刻まれ、髪の毛も薄くなっているが笑った時の目は変わらない。
「お前らと一緒なら老人ホームも楽しいかもしれないな」

「って将来言えるような友達になろうぜ、ヨシオ」
「別に良いよ。70年先のことなんて知らねーよ。なぁマサヒサ」」


 2勝目はいつになるだろうか。
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2 コメント

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採用おめでとうございます (涼呑み屋フミヒ)
2009-07-13 11:03:44
うーん。悪くもないがすばらしく良くもない(失礼!)
審査基準が難しいところですね。
「キッズ・リターン」を想起しました爽やか

長編書きましょうよ。
返信する
Unknown (村尾さん)
2009-07-14 06:48:22
そうなんですよね。何が良いのかホントに分からない(笑)まあ、これに限らずそういうことって多いけどね。

長編はもう少ししたら頑張ります(笑)
返信する

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