7日のプロ野球予告先発投手が発表され、東京ドームで行われる巨人対阪神は、杉内俊哉とスタンリッジがそれぞれ先発する。4月10日、17日に続いて3度目の同カード。10日はともに7回無失点で投げ合うも、延長12回規定により引き分けで勝ち負けはつかず、17日は8回1失点の好投を見せた杉内が白星を挙げた。
また、驚異の防御率0.30を誇る広島の前田健太は、今季勝ち星のないDeNA井納翔一と投げ合う。
セ・リーグ
■巨人・杉内-阪神・スタンリッジ
杉内は5試合で3勝0敗0S・防御率1.89。スタンリッジは5試合で2勝2敗0S・防御率2.01。
■ヤクルト・村中-中日・吉見
4月16日以来の同カード。村中は5試合で2勝1敗0S・防御率3.07。吉見は5試合で1勝3敗0S・防御率4.78。
■広島・前田健-DeNA・井納
前田健は今季4試合に先発して3勝0敗0S・防御率0.30。対する井納は5試合で0勝4敗0S・防御率5.52。
※引用しました。
「9番打者の彼にヒットを許したら試合の流れが変わっていたと思う。あそこを打ち取るのは重要だった」
同点の7回、2アウト2塁のピンチで投じた、メジャー自己最多の127球目を振り返ったダルビッシュ。自身2度目のキャリアハイとなる14個目の三振を奪い、滅多に見せない派手なガッツポーズで雄叫びを挙げた姿は、エースとしての自覚とプライドが溢れ出た瞬間だった。
惜しくも月間MVPこそ逃したものの、4月は6先発で5勝1敗、防御率2.33と最高のスタートを切ったダルビッシュ。月が変わって5月の初登板は、激戦のア・リーグ東地区首位を快走するボストン・レッドソックス戦。今季4勝0敗の左腕、ジョン・レスターとの投げ合いに、MLB公式サイトも試合前から「現在最高の2チームのNo.1スターター同士が激突する」と両投手のマッチアップを煽った。
今季10失点のうち7点を初回に失っていたダルビッシュは、この日も立ち上がりに苦しんだ。試合前まで打率.447と絶好調の相手主砲、デービッド・オルティスに2ランを浴びると、2回にはデービッド・ロスにも一発を浴びて序盤に3失点。苦しい展開を強いられる。
しかし3回以降は立ち直ると、もはやお馴染みの光景となっている脅威の奪三振ショーが始まる。味方打線が徐々にレスターを攻め6回に同点に追いつくと、既に100球を超えていながら7回のマウンドにも上がり、ピンチを迎えるもしっかりと抑えて流れを呼び込んだ。そして9回、エイドリアン・ベルトレがサヨナラタイムリーを放つと、歓喜の輪にすぐさまダルビッシュも加わった。
絶好調ではないコンディションの中で127球もの球数を投げたことは、ダルビッシュが“エース”として認められている証だ。メジャーにおいて先発投手の球数は「100球」が目処になることはよく知られているが、ジャスティン・バーランダー(デトロイト・タイガース)やフェリックス・ヘルナンデス(シアトル・マリナーズ)ら、メジャーでも数える程しかいない「ゲームを支配できる」超一流投手たちは、試合の流れ次第でときに120球を超える球数も投げることがある。ロン・ワシントン監督も「彼が127球を投げたのは、我々がそれを必要としていたから」「彼がナンバー1のピッチャーであることに疑いはない」と、ダルビッシュが”エース”であることを強調した。
マウンド上で見せた熱さの一方で、試合後はいつもクールだ。「初回が全てではない。トータルでどうか。本塁打を打たれた後もまだ3点だし、この後しっかりいこうとマインドのコントロールができている」「初回のホームランは打者がさすがやけど、2回のはダメ。 反省です」と、自身のピッチングについて冷静に分析した。
勝ち星こそつかなかったものの、この日14を加えた今季72奪三振はメジャートップを独走中。MLB公式サイトも「たった7試合で72奪三振」と報じたほどの驚異的なハイペースだ。また、シーズンで複数回の14奪三振以上を記録したのは、2000年のペドロ・マルティネス氏(3回:当時レッドソッックス)、マイク・ムッシーナ氏(2回:当時ボルティモア・オリオールズ)以来。今季一体どこまで数字が伸びるのか、楽しみでならない。
レンジャーズはこれでレッドソックスとの3連戦をスウィープ(3連勝)し、20勝11敗でメジャー勝率トップに並んだ。4月のチーム最優秀選手にも選ばれたダルビッシュは、大車輪の活躍でチームをけん引している。次回登板は中6日で、13日(現地12日)のヒューストン・アストロズ戦に先発する。
※引用しました。
タレントのみのもんた(68)が29年ぶりにタモリ(67)と共演を果たした。フジテレビ系「笑っていいとも!」(月~金曜正午)に生出演し、トークコーナー「テレフォンショッキング」で“名物司会者同士”軽妙なやりとりを繰り広げた。
みのは登場するや、「お久しぶりですね」とタモリとガッチリ握手を交わし、久々の再会を喜んだ。
2人は8月22日と誕生日が同じで1歳違い。昔話に花を咲かせながらもタモリは「司会の人が多いですね」と不思議そうに話した。また、29年前に同番組に出演した際の写真を見せられたみのは、「だから出るのが嫌だったんだよ。見たくない」と苦笑いだった。
みのは裏番組の日本テレビ系「午後は○○おもいっきりテレビ」、「おもいっきりイイ!!テレビ」の司会を09年まで20年務めていたため、出演できなかった。「いいとも!」に出演したのは、1984年7月12日以来となった。
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今月2日、長嶋茂雄さん(77)は、初台リハビリテーション病院(東京都渋谷区)で懸命に汗を流していた。
「さあ、行こう」。そう言って、歩行マシンの上でマヒが残る右足を大きく踏み出した。「表彰式ではユニホームを着るんだよ」。担当の理学療法士松原徹さん(35)にうれしそうに話しかけ、ペースも自然に上がっていく。首位を独走する巨人の話になると、「調子がいいね」と、ほおをゆるませた。
自他ともに認める「せっかちな性格」は現役の頃と少しも変わらない。休憩も取らず、リハビリのメニューを次々とこなしていくが、マシンを移る間には、リハビリ中の人たちにも積極的に声をかける。隣で手足の筋力を鍛えるリハビリをしていた男性に「もっと、もっと」「ゴー、ゴー」といきなり“熱血指導”を開始。「監督に言われたら、やるしかないなあ」。男性は笑顔でピッチをあげた。
「長嶋さんが来ると、病院の中が一気に『パァーッ』と明るくなるんです」と松原さんは語る。リハビリ仲間には「頑張って」「絶対良くなるよ」と普段から声をかける気さくさに、感激する人も多いという。リハビリ仲間の一人、世田谷区の男性(65)は「長嶋さんの前向きな姿に勇気をもらい、私も頑張ってこられた」と語る。
逆に、自分が注目されるとついハッスルして、いつもより運動量が増えてしまうことも。「ファンを大事にする姿は現役時代と変わらない。やっぱりスターなんです」。長嶋さんの秘書役の所憲佐(けんすけ)さん(61)は笑う。
この日のリハビリは約40分間。歩行訓練や筋力トレーニング、3キロの鉄アレイを使ったトレーニングなど9項目を一気にこなした。6年前は、つえをついていたが、「今ではリハビリというよりもトレーニング」(同院)という運動量だ。
主治医の東京女子医大病院脳神経センター神経内科、内山真一郎教授によると、長嶋さんは右の手足にマヒは残っているが、回復は順調だという。内山教授は「国民栄誉賞は、日本中の脳梗塞の患者にとっても励みになる」と語る。
監督時代に「メークドラマ」を唱えて奇跡の優勝を演出した長嶋さんは、いまも周囲にこう語っている。「俺は、もう一回走りたい。キャッチボールがしたいんだ」
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5月6日(月)の予告先発投手。
セ・リーグ
巨人(宮国)-阪神(能見)=18時、東京ドーム
ヤクルト(松岡)-中日(山内)=18時、神宮
広島(中村恭)-DeNA(三浦)=18時、マツダスタジアム
パ・リーグ
楽天(永井)-オリックス(ディクソン)=13時、Kスタ宮城
西武(十亀)-日本ハム(鍵谷)=13時、西武ドーム
ソフトバンク(森福)-ロッテ(阿部)=13時、ヤフオクドーム
※引用しました。