第95回全国高校野球選手権記念大会(日本高校野球連盟、朝日新聞社主催、毎日新聞社後援)は大会第12日の19日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で準々決勝4試合。第4試合は富山第一(富山)と延岡学園(宮崎)が対戦。延岡学園が延長十一回サヨナラ勝ちで富山第一を降し、初のベスト4入りを決めた。宮崎県勢としては48年ぶりの4強。第1試合は花巻東(岩手)が鳴門(徳島)を降し4強に一番乗り。第2試合は日大山形(山形)が明徳義塾(高知)に逆転勝ちした。第3試合は延長十回サヨナラ勝ちで前橋育英(群馬)が常総学院(茨城)を降した。
○延岡学園(宮崎)5-4富山第一(富山)●
同点の延長十一回、延岡学園は1死から5番・浜田と途中出場の6番・田中の連続安打で一、二塁とすると7番・薄田が内野の敵失を誘い二走が生還し試合を決めた。
先制は富山第一。二回、二塁打で出塁の4番・幸山を内野ゴロで三進させ、6番・藤井の犠牲フライで1点を挙げる。一方の延岡学園は六回1死二、三塁で5番・浜田が右中間三塁打。2者が還り逆転、さらに6番・田中のスクイズが成功し、計3点を挙げた。
富山第一は2点差の七回、二塁打と四球で作った無死一、二塁から8番・寺崎と2番・西田の適時打で同点に追いつくと、さらに2死一、二塁で3番・黒田の右前適時打で二走を迎え入れ一気に逆転。しかし延岡学園も八回1死二塁、4番・岩重の左翼線二塁打で再度同点に追いつき今大会5度目の延長戦に突入した。
延岡学園は井手、横瀬、奈須の3人の継投。九回1死一、三塁のピンチを代わった奈須が連続三振で後続を断ち流れを引き寄せた。
※引用しました。
18日に放送された日本テレビ「行列ができる法律相談所」(日曜後9・00)が番組平均で17・3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)の高視聴率をマークしたことが19日、分かった。
お笑いコンビ「フットボールアワー」の後藤輝基(39)が番組内で公開プロポーズし、注目を集めた。また、11日には平均29・0%を記録した大ヒット中の裏番組、TBSの連続ドラマ「半沢直樹」(日曜後9・00)が世界陸上中継ため休みだったことも影響したとみられる。
「行列―」の前週(11日)は9・9%。「半沢―」の決めゼリフ「倍返し」の格好になった。
「半沢―」の“代わり”の世界陸上(午後9時~10時15分)の番組平均は13・0%だった。
※引用しました。
巨人・菅野智之(23)が18日の中日戦(東京ドーム)に先発し、まさかの7失点で3回を持たずに降板し、試合も4―10で完敗。2位・阪神が勝ったため、優勝マジックは消滅した。ここまで抜群の安定感を誇った新人右腕に何が起きたのか。疲労の蓄積が心配されるなか、チーム内では体力面ではない“もう一つの疲労”が指摘されている。
自己最多失点、最短イニングでのKO劇に、試合後の菅野は「しょうがないです。前を向くしかない。今日の僕の実力がこういう結果だったということです」と悔しさを押し殺した。しかし今までになかったメッタ打ちを食らっただけに、周辺からは「蓄積疲労」を心配する声が上がった。
新人ながら開幕からここまで先発ローテを守り、球宴にも出場した。しかも昨年は実戦登板がなく1年間の浪人生活だったことを考えれば、疲労が心配されるのも当然だ。菅野本人は「(それを言ったら)言い訳ですから」と否定したが、川口投手総合コーチは「しんどかったと思うよ」と、若き右腕を思いやった。
肉体的疲労が心配される一方で、チーム内で不安視されているのは“精神的疲労”だった。
「体力面に関しては、ある程度仕方ないし想定内の部分がある。気になるのは『精神面のスタミナ』なんだよ。年間通して厳しい勝負を続けていく持久力というか。それが夏場にかけてどうなっていくのかと心配する声はあった」とはチーム関係者。半年以上に及ぶシーズンを戦い抜くのは新人なら誰しも初めての経験だが、菅野に関しては昨年1年間のブランクもあるだけに、チーム内の心配はさらに募っている。
実際、本人はどう感じているのか。心身の疲労について菅野は「調子悪いなと思うときもありますけど、疲れてどうしようもないというのはないですね。打者って絶対夏場の方が振れてくる。多分投手って春先良くて、打者は良くなくてって逆転すると思うんですよ。だから、それは問題ないですね」と肉体的には問題なしとしたが、精神的疲労については「そういうのはないと思うんですけど、でも…そう思いたくないだけかもしれない」と気になる言葉を残した。
ここまで新人とは思えない活躍を見せてきた菅野にとって、初めて直面した“プロの壁”。果たしてこれをどう乗り越えるか。
※引用しました。
◆20日の予告先発
◇セ・リーグ
ヤクルト・古野―巨人・内海(長野)
DeNA・三浦―阪神・メッセンジャー(横浜)
中日・中田賢―広島・前田健(岐阜)
◇パ・リーグ
楽天・戸村―日本ハム・木佐貫(荘日スタ)
ロッテ・グライシンガー―西武・涌井(QVC)
ソフトバンク・新垣―オリックス・松葉(ヤフオクD)
※引用しました。
第95回全国高校野球選手権大会第12日は19日、甲子園球場で準々決勝を行い、第3試合は延長10回、前橋育英(群馬)が3―2で常総学院(茨城)にサヨナラ勝ちし、初出場で4強進出を果たした。
8回まで6安打を放ちながら無失点に抑えられていたが、2点ビハインドの9回2死から小川が相手失策で出塁。板垣の二塁打で2死二、三塁とし、高橋光が右中間への2点三塁打を放って試合を振り出しに戻した。延長10回には1死二、三塁から土谷が試合を決める中前適時打を放った。
先発の喜多川が5回3安打2失点でしのぎ、6回からリリーフした高橋光が5回無失点、10三振を奪う力投で、サヨナラ勝ちを呼び込んだ。
常総学院は2回2死一、三塁から1番・高島が左中間を破る二塁打を放って2点を先制。しかし3試合連続で完投していたエース飯田が9回先頭打者の打席で、脚のけいれんで交代。代わった2年生右腕・金子は2死から味方失策をきっかけに追いつかれた。
※引用しました。