25分拡大放送

「倍返しだ！」を決めぜりふに俳優の堺雅人さんが型破りの銀行マンを演じて大ヒット中のドラマ「半沢直樹」（TBS系）の原作について、原作者の池井戸潤さんが「チャンバラ活劇、時代劇である」と語っていることがわかった。ドラマを見た池井戸さんは同ドラマの伊與田英徳（いよだ・ひでのり）プロデューサーに「原作は経済を使った時代劇。よくくみ取ってくれた！」と絶賛したという。

　池井戸さんは元銀行マンという異色の経歴の持ち主で、半沢直樹シリーズのように銀行を舞台とした作品が多く、他にも直木賞受賞作で下町の工場を舞台にした「下町ロケット」、大手自動車メーカーを舞台にした「空飛ぶタイヤ」などの企業・経済小説を手がけてきた。一見すると硬い内容にみえるが、苦境に立たされながらも志を曲げず奮闘するという人間ストーリーが描かれており、作品への共感を呼ぶ魅力となっている。

　半沢直樹シリーズも、銀行マン・半沢直樹が、銀行の内外に現れる敵と戦い、組織と格闘していくさまを描いており、苦境に立たされた半沢が最終的に敵に“倍返し”する痛快さが魅力となっている。池井戸さんは「原作は経済小説という面もあるけれども、経済を使った時代劇。それをちゃんとくみ取って、良く作っていただいた」と絶賛したといい、伊與田プロデューサーは「そう言ってもらえて、僕らもうれしかった」と喜んでいる。

　数ある池井戸さんの作品の中でも、「オレたちバブル入行組」と「オレたち花のバブル組」を選んだ理由について、伊與田プロデューサーは「（演出の）福澤（克雄）さんに池井戸さんの本が面白いと勧めてもらった。中でも物語に紆余（うよ）曲折が激しくあって、連ドラ向きかなと思った」のがきっかけだといい、「サラリーマンものとか経済ものといわれているが、基本的には半沢直樹という人の生き様を描いている。その舞台がたまたま銀行だった」と原作について語っている。

　ドラマはTBS系で毎週日曜午後9時に放送。第6話は25日に25分拡大で放送される。
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日本王座獲得

“怪物”井上尚弥が２５日、神奈川・スカイアリーナ座間で行われたボクシング日本ライトフライ級タイトルマッチで王者・田口良一を判定３－０で破り、辰吉丈一郎以来２３年ぶりに国内最短タイ記録となる４戦目での日本王座を獲得した。

　序盤は田口が積極的に前に出てくるなど互角の攻防だったが、３Ｒ目から井上が“怪物”の本領発揮。スピードのあるジャブを的確に当てていき、さらにカウンター気味の左フック、左ボディを炸裂させて主導権を握る。中盤以降も負けん気が強く打ち合いを狙う田口に対して、左ジャブでコントロールし、カウンターを合わせるなど試合を優位に進めた。田口の粘りに試合は判定となったが、９７－９４、９８－９３、９８－９２と３－０で、井上が新王者に輝いた。

　試合後にリング上で「田口さんが本当にチャンピオンの意地がすごくて、まとめたいところも全然まとめさせてもらえなかった」と反省していたが、「チャンピオンになるという意地を前面に出しました」と勝因に気持ちを挙げた。ＷＢＡ世界３位でもある田口を破ったことで、今後、史上最速での世界チャンピオンへの期待もかかるが、それについては「全然ですね。キャリア不足」と首を縦に振らなかった。
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２５日の予告先発

◆２５日の予告先発
◇セ・リーグ
ＤｅＮＡ・国吉―巨人・菅野（横浜）
中日・山井―阪神・メッセンジャー（ナゴヤＤ）
広島・戸田―ヤクルト・松岡（マツダ）
◇パ・リーグ
楽天・レイ―ロッテ・グライシンガー（Ｋスタ宮城）
西武・野上―ソフトバンク・バリオス（西武Ｄ）
オリックス・東野―日本ハム・吉川（京セラＤ）
※引用しました。

フツフツ

お笑いコンビ、ブラックマヨネーズのボケ担当、吉田敬（４０）が、かねてから交際していた元看護師の一般女性（２６）と２３日に婚姻届を提出したことを２４日、発表した。交際約２年で、昨年４月にサンケイスポーツが同棲中と報じた相手だった。関係者によれば、夫人は妊娠しており、吉田は今秋パパになるという。相方の小杉竜一（４０）も２０１０年１１月に“デキ婚”しており、人気コンビがそろって家族を持つ。

　自らの“ブツブツ顔”をネタにする吉田から、喜びが“フツフツ”と湧きでるような報告だ。

　この日午前、所属事務所を通じ、交際中だった一般女性との結婚を書面で発表した。オフだった大安の２３日に都内の区役所へ婚姻届を提出した。

　「皆様のおかげで、僕の中で最高の女性と結婚することができました。今の気持ちはニンマリ！です」

　マスコミ各社に送付した書面に、先月２５日放送のテレビ朝日系「アメトーーク」で披露した新ギャグ「ニンマリ！」を用いて喜びをつづり、ニヤケ顔が収まらない様子。それもそのはず、喜びは二重奏だった。

　関係者によれば、吉田は芸人仲間や仕事関係者に夫人の“おめでた”を報告しているといい、今秋出産予定。所属事務所は「明らかにしておりません」としている。

　夫人とは友人を介して知り合い、昨年４月にサンケイスポーツ報道で同棲生活をスタートさせていたことが発覚。吉田にとって人生初の同棲だったといい、知人には「結婚するので引っ越します。２人で住むには今のマンションが狭い」と伝えていた。

　ただ、報道当日、ツイッターで「まだ４月やからわからんといえばわからんけど、そんな予定今ないです」と即結婚については明言しなかった。それから１年４カ月、ゴールインは２世誕生を控え、ケジメをつけた格好だ。挙式、披露宴については未定という。

　相方の小杉は２０１０年１１月に結婚。その際、吉田は「結婚おめでとうと言わせて下さい！　いいないいな！」と、うらやましそうに祝福していたが、今年６月に不惑の４０歳となり、自身も人生の新たな門出を迎えた。
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現役引退

プロ野球ヤクルトの宮本慎也内野手（４２）が今季限りで現役を引退することが２５日、分かった。２６日に東京都内の球団事務所で記者会見を開いて正式に発表する。

　宮本はＰＬ学園高（大阪）から同大、プリンスホテルを経て、ドラフト２位で１９９５年にヤクルト入団。守備の名手として、遊撃手、三塁手でゴールデングラブ賞を計１０度受賞した。２００４年アテネ、０８年北京の両五輪では日本代表主将としてチームをまとめ、労組日本プロ野球選手会会長も務めた。

　１２年５月には、史上４０人目の通算２千安打を達成。４１歳５カ月での到達は当時の史上最年長記録だった。コーチ兼任で迎えたプロ１９年目の今季は、ここまで出場７８試合で打率２割４分８厘、１２打点。７月半ば以降は代打での出場が主で、守備機会も減っていた。
※引用しました。