「青田から飯(めし)になるまで水加減」
米は、田んぼで育てる時もそうだが、ご飯として炊くときも「水加減」に左右される。
年相応に町内のいろんな役が回ってくる。
今年度から、今までの防犯委員に加えて、農業実行組合長と水利組合長を安請け合いしてしまった。
お蔭さんで四月の半ばから、年度初めの会議や総会、水路清掃の段取りと実施で忙しい日々。
ブログの更新する間もなかったというのは言い訳で、訳もわからぬままやってきたので、余裕がなかったが本音。
我が人生の「水加減」を誤ったか?!
明日からは6月。田植えの最盛期!
水が無ければ田植えはできない!
この田植えの「水加減」が日本の歴史を創ってきた!
縄文時代末期から田植えが始まった。米の収穫によって
食料が安定してとれるようになり、人口が増える。
そこで、協力して米づくりをするために、「村(共同体)」をつくるようになった。
そこへ、人々をまとめる指導者が現れ、身分の差ができていく。
さらに、多くの村をまとめる権力をもつ者(貴族→豪族→武士)が、「水加減」がよりよくなるように米を作る土地を灌漑して、国をつくるようになっていく。
そして、米の取れ高の差による集落間の争いが生まれていく。
江戸時代までの日本の歴史は、これでまとめられる!
明治時代になると、米の取れ高ではなく、いかにお金を集めるかに変化する。
つまりは、「水加減」から「懐加減」へと変わっていく!
『田植え』 作詞:井上 赳 作曲:中山 晋平
①そろた 出そろた さなえが そろた
植えよう 植えましょ み国のために
米はたからだ たからの草を 植えりゃ こがねの花が咲く
②そろた 出そろた 植え手も そろた
植えよう 植えましょ み国のために
ことしゃほう年 穂に穂が咲いて みちの小草も 米がなる
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