苦節28時間…やっとヒースロー空港に到着した。朝の5時着だったので、空港内は閑散としていた。
お金をとりあえずポンドに換えて、到着したらまずはしておくように旅行代理店の人に言われたリコンファームをする為にシンガポール航空の受付の前で、開くのを待っていた。係員の人が開くのは9時くらいになるよと言っていたのだけど、8時半頃には受付が開いて、無事リコンファームを終えることが出来た。これで、帰りの便の心配はとりあえず大丈夫かな。
ロンドン中心部に行くには地下鉄(ロンドンではTubeっていわれてるらしい)が便利だと言うことなので、ピカデリーラインの地下鉄に乗って、中心部のピカデリーサーカスを目指すことにした。
地下鉄は中心部から1~6のゾーンに分けられてて(地下鉄MAP参照)、ゾーン間の移動をすると料金が上がるというシステムみたいだった。あと、乗った車両から別の車両に移動すると10ポンドの罰金を払わないといけないらしい。なんでかは謎。
地下鉄とはいいながらも、時々地上に出るので、中心街の方とは違う住宅街のようなところの景色を見ることが出来た。朝靄がかかっていて、幻想的で美しい景色だった。
ピカデリーサーカスに近づくと、電車に乗ってくる人も増え、イギリスには色々な人種の人が住んでいるんだなぁと思った。
ピカデリーサーカス駅に到着しやっと外に出れそうだけど、電車のホームから改札までかなりの高さを上がらないといけなくて、戦時中に地下鉄が防空壕に使われていたっていうのもわかる気がした。
改札を出て、地上に出ると今まで写真でしか見たことがない光景を自分の目で実際に見れて、驚きとともに身震いがするほど感動した。この辺りの街並みは古い建物を残して利用している感じがした。日本もこういうのは見習った方が良いと思う。
ピカデリーサーカス近くのジャパンセンターという観光案内所みたいなところで、ホテルとかの情報を入手するつもりだったけど、開くまで結構時間があったので辺りを観光することにした。
近くにあるトラファルガースクエアまで、辺りを見ながら移動して、三越にあるライオン像のモデルになったライオン像を見た。かなりでかい!上に乗ってみたかったけど、怒られそうなので止めといた。
すぐそばにナショナルギャラリーという美術館があったので、ここにも寄ってみた。所蔵品は12世紀から20世紀くらいまでの絵画が中心で、結構何気なくダヴィンチやラファエロ、ゴッホ、ルノアールと聞いたことがあるような人の絵が置かれているのに驚いた。
そろそろジャパンセンターが空く時間になったので、移動して今夜以降の宿について相談した。ツイン・バス・トイレ付きで一人当たり70ポンドのを紹介してくれたんだけど、とっつあんが一人当たり40ポンドくらいじゃないと厳しいやろ?ということだったので、担当者の人には断りを入れて、安い宿を紹介してくれそうなヴィクトリア駅のホテルリザーブセンターに行った。ここでも紹介されたのも一人当たり60ポンドじゃないとダメということだったので、直接ヴィクトリア周辺のホテルへ探しに行った。
とっつあんが持ってた地球の歩き方に載ってたホテルは満室で、隣のホテルに行ってみたけど、バス・トイレが共同で、なんかこっちはゲイの人とかが多いとか聞いててちょっと怖かったのでとっつあんには無理を言って止めてもらった。結局、またヴィクトリア駅に戻って、値段は高いけど5泊分のホテルを予約してもらい、今晩は大英博物館近くのホワイトホールホテルというところに泊まることになった。
俺は何かに当たったらしく、調子が悪かったのでホテルに残って休むことになり、とっつあんはパブに行ってくると言って、外出した。