山羊蔵

興味があること、見たモノとかを納めておく蔵

3月17日

1999-03-17 22:00:00 | 旅行記


今日はまず、今泊まってるホテルの延泊をお願いしてみた。今のハノーバーホテルはビクトリア駅に近くて、いろんなところに行くのに便利だということになったので。おばさんは軽くOKを出してくれた。これで、最後の日まで宿の心配はなくなった、初日に色々と宿ではめんどくさかったのでほっとした。



9時30分になるまでビクトリア駅で待って、1DAYチケットを買ってマダム・タッソーに向かった。
マダム・タッソーは到着時には開いてなくて、結構な時間待たされた。昨日のロックサーカスのチケットの裏に書かれていたとおり、色々な有名人の蝋人形を観ることができた。でも、あんまり似てない人もいて結構いい加減なところもあった。
近くにシャーロックホームズの博物館があったので、ついでに寄ってみた。
実はシャーロックホームズは全然読んだことがないから、博物館にあった雑記帳にかなりの日本人がアツい書き込みをしてるのを観て驚いた。結構ファンが多いのねぇ。



次にテートギャラリーに向かった。ここではウィリアム・ターナーのコレクションとか他にもピカソの「泣く女」、あとマチスの作品とかも観ることが出来た。色々とここでは観ることが出来たし、ギャラリーショップでモディリアーニの画集を買うことも出来て、なかなか楽しめた。



テートギャラリーからビッグベンを観に行き、ウェストミンスター寺院に向かった。
ちょうど、3時の鐘の音が聞こえてきて、それが学校のチャイムと全く同じ音だったので、とっつあんと二人で顔を見合わせて笑ってしまった。
ウェストミンスター寺院はイギリス王室の人が結婚式や葬式(ダイアナ妃のんもここであったそうな)、戴冠式を行う有名な寺院らしい。中のホールは荘厳な雰囲気で、一歩入って上を見上げるとなぜか鳥肌が立った。中は王族や有名人が眠っているそうで、棺がいっぱいあった。



次にバッキンガム宮殿に向かった。ここ最近拠点にしてたビクトリア駅の近くなんだけど、ずいぶん後に来てしまったなぁ。
有名な衛兵の交代を観たんだけど、ロボットみたいにカクカクしてて面白かった。あれは訓練するんかな?あの動きを。練習風景を想像するとウケる。



今日も晩ご飯はフィッシュ&チップスで魚の種類を変えてみた。例のおじさんは今日はノリが悪かった。とっつあんが酒が入ってないからやろうと言うてたけど、俺もそう思う。テンションおかしかったもんこないだは。




3月16日

1999-03-16 22:00:00 | 旅行記


今日はまず、昨日歩いて渡っただけだったタワーブリッジに登ってみた。
タワーブリッジの歴史とかを映像で見た後、どういう仕組みで動いているのかとかを変なおっさんの人形が説明してた。タワーブリッジからの眺めはとても良かったんだけど、カメラを持ってくるのを忘れてたので写真を撮ることが出来なかった。(後でピカデリーサーカスに戻るまでカメラなしで過ごした)
最後にタワーブリッジの昔のエンジンルームを見学した。あのでかい跳ね橋を動かしてたと思うと結構感慨深いモノだった。
実際にタワーブリッジの跳ね橋部分が動くのは週に数回らしいので、運が良くないと観れないようだった。




次にロンドンダンジョンに行ったんだけど、ここは長い間待たされた割にはあんまり面白くなかった。なんかどこかの国の修学旅行生みたいな集団と一緒になって、引率の先生に「一緒に来るな。」的な身振りをされた。わからん振りして無視したけど。




カメラを買いに一旦、ピカデリーサーカスまで戻って、ここで今日の昼食を食べた。チーズとベーコンが載っかったベイクドポテトが出てきたんだけど、これが抜群にうまかった。ただ、一緒に食べたメキシカンサンドは何にも味がなくてかなりまずかった。
その後、ロックサーカスに行ったんだけど、ここも入場料の割にはちょっとしょぼかった。見たことのある蝋人形が見れたのが、唯一救いだった。
カメラをやっと買えたので、これからは心おきなく写真が撮れそう。良かった。
次にハロッズに行って、おかんから言われてた紅茶を買っといた。ハロッズの紅茶なんて日本でも手に入るやろうに。




買いもんが終わった後、とっつあんとは別れて別行動をすることになった。
まずは一番見たかった「ロイヤル・アルバート・ホール」を見に行った。ここは自分が大好きな映画の一つである「ブラス!」で登場する建物で、好きなアーティストの「TheCorrs」もここでライブをやってるみたい。でも、こんなにデッカい建物だとは思ってなかった。かなり興奮して同じようなアングルの写真を何枚も撮ってしまった。フィルムの無駄遣いだなぁ…。今度来る時は好きなアーティストのLiveがある時に合わせて来て、中も見てみたいです。
次にバスツアーでちらっと見たハイドパークに向かった。ここはまた広いですな。王室が持つ公園の中で一番でかいらしいです(行った時は知らなかったんですが、ここでもエリッククラプトンLiveやってたりするらしいんですよね)。かわいらしい花が咲いてたり、散歩やランニングを楽しんでいる人がいて良い公園でした。
最後にケンジントン宮殿に向かったんですが、ちょうど宮殿前が工事中でかなり歩きづらかったです。あと、ケンジントン宮殿を探すのでかなり歩き回っちゃって、疲れました。





3月15日

1999-03-15 22:00:00 | 旅行記


今日はロンドン名物の2階建てバスに乗っての観光ツアーを申し込んで、色々なところに行くことにした。




ピカデリーサーカスから乗り込んで、ビッグベンロンドン大火塔タワーブリッジロンドン塔ハイドパークなどを見て回った。
観光バスから降りて、ロンドン塔は中の見学をタワーブリッジは実際に歩いてみた。本当はロンドンダンジョンにこの後行く予定だったのだが、ロンドン塔が結構面白くて長居をしてしまい、時間がなくなったので明日行くことにした。




今日からビクトリア駅近くのホテルへ宿泊することになったのだが、行き道を間違ってしまい、遠回りをすることになってしまった。ただ、ヴィクトリア・コーチ・ステーション(長距離バスのターミナルっぽかった)の近くでフィッシュ&チップスの店を見つけたので、晩ご飯に買ってみた。ボリュームがかなりあったので、ポテトは残してしまった(店のおじさん、すまん)。
店のおじさんは品物を渡してくる時に「Su!Su!」と言いながら、フィッシュ&チップスにつけるたれみたいなのを渡してきた。何のことかなぁと思ったら、「酢」をかけて食うんだよって言いたかったらしい。インド系の人っぽかったけど、何で日本語知ってたんだろ?
ここのフィッシュ&チップスはなかなか美味しいので、また買いに来よう。





3月14日

1999-03-14 22:00:00 | 旅行記


朝起きるのが遅かったので、行動開始が遅くなってしまった。
まず、飯を食べようということになったので、付近で食べ物屋を探したけど、日曜ということもあってバーガーキングとかマクドとか、ファーストフード店しか開いてなかった。結局、バーガーキングで食べることになった。ファーストフードなので、日本で食べるのと同じ味だったけど、店員さんの態度が良かったので気持ちよく食べれた。




店を出て、今日のメインの大英博物館に行くことにした。地図を見ずに歩いてたので、2駅くらい向こうまで歩いていってしまった。せっかく近くのホテルに泊まったのに台無しだった。ただ、寄り道をしたおかげでオックスフォードストリートの方を歩くようになったのだけど、ここがなかなか良い感じだった。時間があればもう一度じっくり行ってみたい。




2駅分を歩いて戻って、ようやく大英博物館に到着した。
入ってすぐにマヤ・オルメカなどの中南米の文明のコーナーに向かった。ここではトルコ石の仮面とかを見ることが出来た。結構、周りの人がフラッシュをたきながら写真を撮ってたので、自分も撮りたかったのだが、カメラ撮影は禁止という看板があったので、それにビビって撮れずじまいだった。
次にインドとか中国の仏像を見た。聞いたり・見たりしたことがある神像や仏像が色々見れて、結構興奮した。
この後はあんまり興味がないヨーロッパ関係の展示物が続いたので、さらりと通り抜けて行こうとしたのだけれど、なぜか合間に日本刀とか春画を置いているところがあったので、ちょっと立ち止まって見てみた。日本刀は特に装飾をしてる訳じゃないんだけど、なんか美しいなぁと思った。
最後に出口付近にあったロゼッタストーンを見て、ここではみんながバシャバシャと写真を撮ってたので、一緒になって撮ってみた。でも、ちょっと調子に乗ってコレばっかりを撮りすぎた。出口のすぐそばにミュージアムショップがあったので、パンフレットとか河馬の置物とかを買ってみた。
時間があれば、他の博物館やギャラリーとかを見て回りたいんだけど、とっつぁんはあんまり興味なさげなので、二人一緒に観に行くのは無理かも。




今日はかなり歩き回って疲れたので、晩ご飯は宿近くのファミレスみたいなところに入ったのだけれど、ここの料理がかなりまずかった。イギリスの人はあんな薄味で満足できるんかなぁ?食事を終えた後は疲れてたので、とっとと宿に帰って寝た。




3月13日

1999-03-13 22:00:00 | 旅行記


苦節28時間…やっとヒースロー空港に到着した。朝の5時着だったので、空港内は閑散としていた。
お金をとりあえずポンドに換えて、到着したらまずはしておくように旅行代理店の人に言われたリコンファームをする為にシンガポール航空の受付の前で、開くのを待っていた。係員の人が開くのは9時くらいになるよと言っていたのだけど、8時半頃には受付が開いて、無事リコンファームを終えることが出来た。これで、帰りの便の心配はとりあえず大丈夫かな。



ロンドン中心部に行くには地下鉄(ロンドンではTubeっていわれてるらしい)が便利だと言うことなので、ピカデリーラインの地下鉄に乗って、中心部のピカデリーサーカスを目指すことにした。
地下鉄は中心部から1~6のゾーンに分けられてて(地下鉄MAP参照)、ゾーン間の移動をすると料金が上がるというシステムみたいだった。あと、乗った車両から別の車両に移動すると10ポンドの罰金を払わないといけないらしい。なんでかは謎。



地下鉄とはいいながらも、時々地上に出るので、中心街の方とは違う住宅街のようなところの景色を見ることが出来た。朝靄がかかっていて、幻想的で美しい景色だった。
ピカデリーサーカスに近づくと、電車に乗ってくる人も増え、イギリスには色々な人種の人が住んでいるんだなぁと思った。
ピカデリーサーカス駅に到着しやっと外に出れそうだけど、電車のホームから改札までかなりの高さを上がらないといけなくて、戦時中に地下鉄が防空壕に使われていたっていうのもわかる気がした。



改札を出て、地上に出ると今まで写真でしか見たことがない光景を自分の目で実際に見れて、驚きとともに身震いがするほど感動した。この辺りの街並みは古い建物を残して利用している感じがした。日本もこういうのは見習った方が良いと思う。
ピカデリーサーカス近くのジャパンセンターという観光案内所みたいなところで、ホテルとかの情報を入手するつもりだったけど、開くまで結構時間があったので辺りを観光することにした。



近くにあるトラファルガースクエアまで、辺りを見ながら移動して、三越にあるライオン像のモデルになったライオン像を見た。かなりでかい!上に乗ってみたかったけど、怒られそうなので止めといた。
すぐそばにナショナルギャラリーという美術館があったので、ここにも寄ってみた。所蔵品は12世紀から20世紀くらいまでの絵画が中心で、結構何気なくダヴィンチやラファエロ、ゴッホ、ルノアールと聞いたことがあるような人の絵が置かれているのに驚いた。



そろそろジャパンセンターが空く時間になったので、移動して今夜以降の宿について相談した。ツイン・バス・トイレ付きで一人当たり70ポンドのを紹介してくれたんだけど、とっつあんが一人当たり40ポンドくらいじゃないと厳しいやろ?ということだったので、担当者の人には断りを入れて、安い宿を紹介してくれそうなヴィクトリア駅のホテルリザーブセンターに行った。ここでも紹介されたのも一人当たり60ポンドじゃないとダメということだったので、直接ヴィクトリア周辺のホテルへ探しに行った。
とっつあんが持ってた地球の歩き方に載ってたホテルは満室で、隣のホテルに行ってみたけど、バス・トイレが共同で、なんかこっちはゲイの人とかが多いとか聞いててちょっと怖かったのでとっつあんには無理を言って止めてもらった。結局、またヴィクトリア駅に戻って、値段は高いけど5泊分のホテルを予約してもらい、今晩は大英博物館近くのホワイトホールホテルというところに泊まることになった。
俺は何かに当たったらしく、調子が悪かったのでホテルに残って休むことになり、とっつあんはパブに行ってくると言って、外出した。