モカ の通院記録 -14 (ブリーダー崩壊組)


モカは 『 肥大型心筋症 で バレンタインハート 』

バレンタインハートは肥大型心筋症が悪化すると

心臓自体がハート型に変形してしまう病気です。




そのお話しは最後にしようね・・・


10月3日 再診

体重:4.40kg ( 前回:4.68kg。。。280g減量 発情による食欲不振 )

体温:38.2℃( 前回:38.0℃ )


【 血液検査 】

アスピリン常用による血液検査は、今回は行っていません。


【 エコー検査 】

・ 心臓の短縮率(SFAVg) = 56.7% (65%以下が正常)

( 1月28日:74.7% / 2月16日:60.5% / 3月9日:65.3%
  4月6日:42.6% / 5月9日:65.9% / 5月24日:53.5%
  6月26日:61.7% / 7月5日:57.7% / 7月20日:47.8%
  8月9日:51.2% / 9月7日:42.6% )


・ 大動脈(AO):左心房(LA)比率 = 1:1.25

( 2月16日:1.65 / 3月9日:1.74 / 4月6日:1.63
  5月9日:1.58 / 5月24日:1.37 / 6月26日:1.50
  7月5日:1.82 / 7月20日:1.54 / 8月9日:1.92
  9月7日:1.73 )


誤差が出やすい検査。1.5以下が正常/2以上は血栓が出来やすいとして判断


・心臓の壁の厚さ:6mm


お薬変更してから5度目の受診。

大動脈左心房比率は誤差が出やすい検査ですが、良好。

心臓の短縮率は少し高いですが、正常範囲内(投薬にて)です。

微妙な結果ですが、維持できています。



投薬は、これまでと変わらず。


【 投 薬 】

・ インデラル錠 ( 血圧を下げる薬 ) 1日2回 1/4錠)

・ アスピリン粉 (血栓予防薬)    3日に1回 0.05g




★ 今日は最後に モカの選択について があります ★




= 迷子のお知らせ と お願い =


【 緊 急 で す!!】

 スコティッシュ マルコ が行方不明になりました





【 マルコの特徴 】


・ スコティッシュフォールド(猫の種類)の男の子 ( 去勢済み )

・ 普通の猫と違い、ぺちゃんこ顔です ( 犬で言えばパグのよう )

・ 毛 色: ミルクティ色 ( 一般的な茶トラより薄い茶色 )

・ 目の色: オレンジ色

・ 耳の形: 立ち耳 ・ 耳毛が長い ( 汚れていてもこの部分は長いです )

・ 薄茶をベースに、毛色より濃い色のシマ模様が胸と腕にあります

・ 口の周辺が白いです。

・ ヒゲが長いです。

・ 脱走より時間が経過しておりますので、薄汚れていると思われます。

・ 首輪は着けていません。



もしも、既にマルコを保護してくださっている方がいらっしゃいましたら

どうか生存確認をさせてください。



大切にされているなら、取り上げるようなことは致しません。

どうかご連絡をお待ちしております。

見かけた方は捕獲せず、情報を送って頂きたいです。(すぐに付近に捕獲器を仕掛けます)


yaizuneko@mail.goo.ne.jp までご連絡をお願いします。




ブリーダー崩壊より救出され、里親希望宅よりトライアル中に脱走しました。

生存救出数41匹の内、この子だけが 愛される事を知りません。

心残りです。再度、皆様のご協力をお願い申し上げます。


マルコ詳細はこちら → 迷子猫 マルコ




【 モカの選択について 】


先天的に骨の状態の悪い 幸は、治しようのない病気ですが

骨の状態は、現在 落ち着いています。

現時点での我が家の一番の悩みの種は モカ。

肥大型心筋症とFIP疑惑、そのため避妊手術が出来ていません。

FIP(猫伝染性腹膜炎)については、コロナウィルスというものが勢力を強め

血中に入り込むと発症します。勢力を強める原因とされるのがストレス。

コロナウィルスは7割の猫が持っている、当たり前のようなウィルス。

勿論、持っていない3割も居るのですが 共に暮らすことで感染します。

モカも希喜も持っているということは、スコ組さんは全員持っている可能性が高い。

これは誰が発端とか関係ないです!

(みんなのお父さん、ロンくんのお母さんは気にされるので書いておきますね)

そして、その子と共に暮らしている我が家の子は全員持っているでしょう。

でも、コロナウィルスは持っているだけでは悪さをしません。

何かのストレスがかかると、強さを増し 身体が抑えきれなくなると

ウィルスが血中に入りFIPになってしまいます。

現在 モカや希喜の身体は、血中に入れまいと闘っている状態です。

それを取り除くのは、ストレスを感じさせないこと。とても難しい事です。


モカは最初の頃は発情が全くなかったため、抗体値は100でした。

初めての発情が終わり、2度目の検査で6,400になっていました。

発情が無い状態での3度目の検査では 800に下がっていました。

400以下が正常範囲内と言われますので、まだ高い状態。


手術が出来ても、1日入院のストレス・痛みのストレス。

傷口を舐めるようならカラーのストレス、でも、手術を延ばせば発情のストレス。


モカのストレスは発情だと確信していますので

なるべく早くにしてあげたいけれど、FIPとの兼ね合いや 心臓との兼ね合いがあります。

心臓の具合が悪いと麻酔をかけて、そのまま戻ってこない事もあるのです。

どの選択も、命のかかった選択となります。


※ モカや希喜はグロブリン値が高く、異常値のため検査で判明しました。

血液検査での 総蛋白・グロブリン・γーGTP等を付き合わせ

コロナウィルスの勢力が高まっているか獣医が総合的に判断するものです。

血液検査で上記が正常値であれば、心配は無いのでご安心ください。


昨日、10月6日に やっと発情がおさまってきたように思えます。

9月22日頃からなので、丁度2週間。今回は長かった。

今日検査をしたら、また6400以上になっているのかもしれません。

もう少しして落ち着いた頃に、コロナの抗体検査を行い

先生とのお話で 優先すべきことを決めなければなりません。




親であり、命を守りたいのですが 選択は怖いです。



最後になりましたが、今日も精一杯送ります。

我が家からの20にゃん+2人からの元気玉を、宗滴くんとうてなさんへ!!

届け! O(*≧□≦)o ―――――――◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎




いつも応援をありがとうございます。 励みになります。
マルコの情報へ繋がりますように (-人-) 宜しくお願いします。

にほんブログ村 猫ブログ 完全室内飼 ←ぽちっとニャ
にほんブログ村


お手数をお掛けしますm(v v)m




『 モカとゆずの心拍数の記録 』


( モ カ )

10月6日 就寝前 : 計測不能 / 10月7日 朝投薬前: 128回

100回を切るようなら病院へ連絡



( ゆ ず )

10月6日 就寝前 : 計測不能 / 10月7日 朝投薬前: 132回

投薬無しでの正常心拍:120-150位(個体差・獣医師による)





★ 新たな多頭飼い崩壊が発生しました。

  名古屋市西区で猫45頭の多頭飼育崩壊です。

  里親さま・レスキュー補助・支援を求められております。

  詳しくはこちらをご覧下さい。

   『 名城公園の猫 猫45頭 多頭飼育崩壊 』

困っている時こそ慎重に、里親詐欺などの二次災害に遭いませんように



コメント ( 6 ) | Trackback (  )