昭和35年(1960年)の安保闘争はすごかった。
まさに血みどろの戦いだった。
岸内閣まで潰れるほどだった。
しかし、今となってみれば、
国民のほとんどは、安保賛成なのだ。
あれは、何だったの?・・・と思いたくなる。
2970年代後半の田中角栄金権政治批判もすごかった。
田中角栄は極悪人のように見られていた。
しかし、今になると、
角さん=いい人だった=日本のために頑張ってくれた政治家だった
・・・という評価になりつつある。
戦前の軍国主義だって、
世論調査をすれば、
ほとんどの国民は、
「チャイナからの全面撤退はノー」
という結果だったはずだ。
とすれば、日米戦争しかありえない。
日米戦争は、結果的に、世論の後押しがあったわけだ。
その他、1960年代、70年代初頭の学生運動もすごかった。
大地一人の高校時代も、
高校生が授業ボイコットなどをやったものだ。
しかし、今から思うと、
なんか、バカバカしい。
特に1972年の連合赤軍事件は、
無駄に16人の学生や社会人が虐殺された・・・
という記憶しかない。
(16人の死者は、その前からの虐殺者も含む)
三里塚闘争もすごくて、
長い間、成田空港に行くときは、
「手荷物検査」があったものだ。
大地一人、沖縄の人には申し訳ないが、
辺野古反対運動も、以上述べた類のものだと思っている。
「あの時は反対したけれど、
後になってみれば・・・」
というものだ。
ま、沖縄の若者は、純粋なので、
一生懸命反対するでしょうが・・・
まあ、焦らないで・・・と言うしかない。