9/03(木)、今日の打合せは電話工事・電気工事がメインでした。
どこに弱電のボックスを設置するか?
どこにメインの電話機を置くか?などについて、
現場で再度クライアントさんの要望を確認しながら、
適切な場所を決めていく作業です。
もちろん、実施設計時に場所を設定しますが、
現場に入ってから、想定した空間と実際に設置する場所を確認していくことで
使い勝手を再認識できるからです。とても大事な作業です。
中庭の一コマ。
大工さんが枠を付けているところです。
ガレージでは、シャッターの枠を付けてる最中でした。
電気屋さんから照明器具の承認図を頂きました。
照明器具はモデルチェンジが早いので、折角実施設計時に選んだのに、
現場に入り発注する前に、生産中止になるものが多く、困ってしまいます。
今回も生産中止の照明が多いので、
また選び直す作業に入ります。
ホテルオークラ本館が解体されると聞いて、
8月30日に都内で用事があったので立ち寄りました。
ロビーに入ったら、ビックリするほど沢山の人で賑わっていました。
高級ホテルのロビーだとは思えないほど、サワザワしていて、
みんなさん一所懸命にホテルの魅力を写真に納めて、
別れを惜しんでいました。
ホテル全体の老朽化はやはり否定できないので、仕方ないのでしょうか…。
今回は初めて訪ねたけれど、このホテルの魅力的な空間、
ディテールや照明などを見てきました。
やはりメインのホールが素敵です。
照明と格子・障子の存在感を大きく感じます。
銅板の特徴を生かした階段の照明デザインも素敵でした。
障子の格子。
細かい模様で素敵でした。
建築は用途や大きさに関わらず、ディテールを追求しつづける姿勢が大事だと思いました。
住宅の場合は、予算の都合でなかなか実現できないことが多いですが、
自分たちの力がまだまだ不足なところもあると思います。
これからも、できる限りディテールにこだわり続けていきたいです。