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ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き、琉球諸島を巡る基地・戦争への道を問いかけ、自然を語る。●無断転載、お断り。
 

コロナ禍の沖縄の苦悩(20210729)

2021年08月02日 | 他紙執筆原稿
 世田谷市民運動・いちのニュース「世田谷いち」(第366号)8月号に久々に書かせて戴きました。ありがとうございました。コロナ禍において行きたくても行けない世田谷になっていますが、毎度ご奮闘、ご苦労様です。以下本文。一部補足します。 「1:はじめに お久しぶり。この2年、コロナ禍で、県外にほとんど出ることもできません。どこもコロナ禍に悩まされていますね。ひとまずコロナ禍の沖縄について報告し、現状を . . . 本文を読む

新基地建設と遺骨混じりの土砂投入(20210531ー補注:20210708)

2021年07月08日 | 他紙執筆原稿
◎本稿は、キリスト教非戦平和誌「友和」(第729号-2021年5月6月号)に寄稿したものです。同紙は2021年6月下旬に発行され、わたしの旅の途中で届いたようでした。ご紹介が遅れてしまいました。     私には、声を大にして言いたいことがある。私たち日本人が「沖縄」を考えることは、何故必要なのだろうか? 平明に言えばこうだ。「沖縄を無視した平和論(戦争論)」はありえないからだ。平和(平和運動) . . . 本文を読む

辺野古埋立てに遺骨混じりの土砂(20210506)

2021年05月06日 | 他紙執筆原稿
◎本稿は、「人民新聞」(2021年4月25日号通巻1748号)に寄稿したものです。これは原文です。小見出し等、同紙編集部が改変した箇所があります。読みやすさについては、小見出しが拡充されており読みやすいのですが、ここでは原文を示します。その点をお断りした上で、転載します。  タイトルも編集部は下記のように改めており、転載にあたって、タイトルのみ同紙のタイトルに変更しました。   「 . . . 本文を読む

原稿依頼について(20210312)

2021年03月12日 | 他紙執筆原稿
 今日帰宅したら、某社から原稿依頼が入っていました。締め切りと字数と「沖縄問題なら自由に」とあったのです。これ一番困るのです。だから私は「貴紙は今、沖縄の何を知りたいのですか?」と返しました。何も分からずに原稿依頼して頂きたくないです。せめて分からないときは、事前にご相談頂き、やりとりしながらテーマを決めていきたいです。そうでないと何をどう書いて良いのか困るのだ。  昔、私も雑誌の編集を担当して . . . 本文を読む

沖縄に居を移して7年が経ったー②(20210222)

2021年03月01日 | 他紙執筆原稿
◎本稿は「差別・介助・自立を考えるのーんびり世田谷ネットワーク通信」(No.326)(2021年2月25日のーんびり世田谷ネットワーク発行)に寄稿したものです。 沖縄に居を移して7年が経ったー②差別との新たな闘いを考える前に私が再確認しておきたいこと  一昨日の2月20日18時頃、電話が鳴った。丁度、バスが停車中で、私がバスから飛び降りて話ができた。私は2月18日、19日と沖縄島の南部(沖縄戦 . . . 本文を読む

【拡散歓迎】2021年「変更申請=不承認」を沖縄県と共にめざそう!(20201228)

2021年01月19日 | 他紙執筆原稿
◎以下の文は「沖縄の怒りと共に」第114号(うちなんちゅの怒りとともに!三多摩市民の会発行)に寄稿したものです。今号では巻頭に置かれています。また今号のサブタイトルを「『設計変更=不承認』をつらぬこう/勝つ方法はあきらめないこと」としてくださいました。感謝です。(ヤマヒデ)Ⅰ:コロナ禍で沖縄リアリティが強まった一年 今回は沖縄防衛局による「変更申請」と、この問題を巡る私なりの問題点を書く。その前に . . . 本文を読む

沖縄に居を移して7年が経ったー①(20210106)

2021年01月06日 | 他紙執筆原稿
以下の記事は「差別・介助・自立を考えるのーんびり世田谷ネットワーク通信」(325号)(2021年1月Ⅰ日)に投稿したものの転載です。連載となります。沖縄に居を移して7年が経ったー①旅路と、そこに暮らしながら思うこと山本英夫(フォトグラファー/名護市在住) 私はまだ生きている。私が東京から離れたのは2013年10月のことだった。自宅を引き払い、荷物を別送し、私は信州・中部空港経由で沖縄に渡った。途中 . . . 本文を読む

私と沖縄、沖縄の自治(20200630)

2020年07月23日 | 他紙執筆原稿
◎本稿は、「沖縄の怒りと共に」113号(うちなんちゅの怒りとともに! 三多摩市民会発行(2020.7.19)に寄稿したものです(ヤマヒデ)。【転倒し、肋骨骨折】  恥ずかしながら、私は辺野古川河口の石段で転び、左肘挫傷3カ所、左側の肋骨骨折1本の怪我をしてしまいました。2020年6月20日15時頃のことです。左肘挫傷で血だらけ、そのときは止血と、化膿止めの処置が急務でした。 そんなことで未だ身体は . . . 本文を読む

1960年反安保闘争から60年の今、沖縄で考えていること(20200615)

2020年06月19日 | 他紙執筆原稿
【以下の原稿を「人民新聞」(1719号)に寄稿しました。ブログに転載します。掲載誌のタイトルは「戦後日本は米軍の沖縄占領を基礎に誕生」。以下、小見出しも変えます。】①1945年敗戦に始まる米軍支配 貴紙編集部から「1960年安保改訂から60年と米軍基地」なる題でひと言と依頼された。確かに今年は60年ではあるが、私は虚を突かれた気がした。ご承知の通り沖縄は1945年4月から1972年5月14日まで米 . . . 本文を読む

普天間基地は、果たして沖縄に返還されるのだろうか?(20200408)

2020年04月08日 | 他紙執筆原稿
◎本稿は、「沖縄の怒りと共に」(第112号ーうちなんちゅの怒りとともに! 三多摩市民の会発行)に寄稿したものです。(前略)【Ⅰ:新基地建設の概要と、普天間基地の基本的な違い】 1996年のSACO合意では、普天間基地を返還するために沖縄島の東海岸に移設するのだと言われていた。これは本当なのか? 以下検討していく。 このためには普天間基地とは如何なる基地なのかを先ず整理したい。沖縄県知事公室基地対策 . . . 本文を読む