2021年第46回全国公募写真展「視点」は、どうも東京都美術館が6月1日~再開されるとのことで、開催の運びのようです。私は冷や冷やしながら事態をみていましたが、ひとまず安堵。
会期:2021年6月6日~13日(ただし7日は休館日)9:30-17:30(最終日は14:30まで)
会場:東京都美術館1回第4展示室
入場料:500円 学生:300円
会場は上野公園内です(℡ 03-3823-6921)
主催:日本リアリズム写真集団/2021年「視点」委員会 問い合わせ:03-3355-1461
作品集同時発売
以下、個人的なこと
私はコロナ禍でもあり、東京展には伺いません。コロナ禍で、リアリズム写真が問われる時代だと思っています。多くの皆様の力作をみたいところですが、私は巡回展に参ります。
東京近辺の方々は、是非ともご覧戴きたい。新たな発見がたくさんあるはずです。私のは「オキナワ『ブルービーチ』演習場」と題した6枚です。タイトルは陳腐かも知れませんが、正に今の話。今年2月撮影の、ドロドロがにじみ出ていれば、幸いです。
76年前の沖縄戦から、いまだに戦争に備える演習が行われているのです。冗談じゃないという声が東京都美術館からも広がることを期待しています。オキナワから戦争が始まることを許さない。
昔、大日本帝国は侵略戦争を拡大していき、引き返すことができなくなりました。今オリンピックに同じようなことが起こりつつあります。歴史から学ばぬ者は滅びます。
報道写真家の目は、空間と時間を跨ぎながら進みます。現代を凝視する「視点」をご覧下さい。お願い致します。