昨日から私は、依頼原稿に取り組んでいる。今日は、辺野古に説明に行ってきた。何ヶ月ぶりかに話した。予定と予定外と2団体。帰宅したら、「視点2022」の作品募集が届いていた。2021が終わったばかりなのにね。
私は今忙しく、沖展に出す基調をつくりながら、作品化のめどが立たない。こっちの締め切りは1月だから、年内にしあげないと間に合わない。そこに「視点」かよ。しかし視点の選考委員に大石芳野さんがいる。私は彼女の作品を高く評価している。これは頑張りがいがある。
公募写真展は、やはり選考委員のセンスで決まる。いくら名作をだしても、それを評価してくれる選者がいなければ、落ちる。だから自分の作品が水準以上にできれば、それを評価してくれるところに出さなければ通らない。この意味で、私は、沖展は難関なのだ。こちらが合わせた作品を創らなければ無理だから。沈思黙考を強いられる。
「視点」の方は、まだ何も考えていない。間に合うか?! 「視点」選考委員は、常連の英伸三、中村梧郎、金瀬胖さんと入江進さん。みな癖(「こだわり」)のある(ないひとはいないはずだ)人たちだから信頼できる。「今生きている私たち自身へのチャレンジ」(中村梧)だと。私も同感だ。
先日、東京でたまたま入った写真展、10分でみたよ。色と形で終わりじゃないはず。奥がなければ、パターン化してしまう。響いてこない。この想像力が潰される社会の中で、これを打破したい。なんだか課題は見えているのだが、天を仰ぐばかりだ。貧しい現実を超えるために、頑張りたい。