ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き、琉球諸島を巡る基地・戦争への道を問いかけ、自然を語る。●無断転載、お断り。
 

昨日のこと(20250223)

2025年02月23日 | 沖縄暮らし

本日は2025年2月23日(日)曇 ゆっくり起きました。

 昨日は3連休の初日であり、余り期待せず、Bルー・B一チに行きました本題の報告をするまでもない一日でしたが、余談を少々。

2025年2月22日(土)曇 

 バス77番で喜瀬武原(きせんばる)入り口に向かう。途中、車内から、ドック型揚陸艦が3隻見えた。19日ホワイトビーチに来ていた米国海軍の2隻(「ラシュモア」と「サンディエゴ)と海上自衛隊の「くにさき」だろう。沖合展開ですが、何をやっているかまで見えない。沖縄島の周囲に居ることを確認できた。

 途中、宜野座村内のバス停から約20人が乗ってきた。一瞬「なんだ?」と思ったが、阪神タイガースのファンたちだった。宜野座村で阪神は毎冬ベースキャンプを張っている。どこで下りるのだろうかと思っていた。金武町の「中川」でおりた。何で? 今朝の新聞で分かった。金武町ベースボールスタジアムで楽天とオープン戦があったようだ。そうでしたか。

 沖縄まで野球チーム・選手をおっかけてくる熱量は熱いのだろう。私は無縁だが。ただ阪神と楽天のベースキャンプ地がこんなに近くにあれば、相互に乗り入れ可能と言うことだろう。各チームは沖縄島のあちこちの野球場を借りており、キャンプを張る時期をほぼ一緒にすれば、オープン戦ができるわけだ。野球ファンの経済効果がどれほどだか承知していないが、軍事利権の経済効果よりは、ズンとマシだろう。

 そのちょっと先に喜瀬武原(きせんばる)入り口がある。ここから軍用道路を通って、ブルービーチに向かう。途中で、BB側から乗用車が向かってきた。スピードを緩めたので、気になった。と思っていたらバックしてきた。「ヤマヒデさんですか?」と問いかけられた。運転席の隣に然るべきカメラを置いている。

 見たことがない彼だが、軍事マニアに「ヤマヒデさん」が知られているとは思いませんでした。そうですと一言二言話した。お連れ合いが私とあっていたようだった。嘉手納道の駅の先からバス停まで彼女の車に乗せてもらったようだ。あった、ありました。感謝でした。

 それにしても他人の話を聞いていただけで、道ばたで、瞬間で分かるというのは凄い。ブルービーチ脇の海岸で。再び彼と話した。「野鳥も撮っていますよね?」「はい」と。よくご存じで。私のブログを見ているようだ。確かに軍事と野鳥を股にかけているのは、他に居ないかも。ヘンナ奴だもんな。私は「本来は野鳥だったんですがね」と話した。

 接点があれば、話し合いは進み、お互いを知ることもある。そのときに、私は何を話すのか、平和のための基地ガイドは、考えておかねばなるまい。軍事マニアは軍事・軍備と戦争がつながって考えているのだろうか? 逆に軍事マニアには、戦争マニアもいる。彼等とは、中々接点を持つことは困難だ。国家による人殺しを考えなければならないからだ。

 今日の目的地はうるま市赤道。なんとか会場を見つけた。4月27日に行われるうるま市市長選立候補予定者照屋大河氏の選挙事務所開きだ。「タイガ」とかいて、虎の絵が描いてあるのだが、大河は大河だろう。「うちなーのことはうちなんちゅが決める」を信念にしていた照屋寛徳さんが「大河」と命名したのだろう。

 沖縄に文字通りの大河はないので、だからこそ「大河」としたのだろう。「タイガー」じゃなかろうに。うるま市からウチナー大河を作り出していけるのか? 頑張っていただきたい。 

 帰路は沖縄高速池武当(いけんとう)まで歩き、沖縄高速バスで帰った。



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