2024年6月2日(日)雨 糸満市内からバスを乗り継ぎ、モノレールに乗り継ぎ(「おもろまち」下車)、那覇メインプレイス前へ。9時30分頃到着。時間までサテンで休憩。
10:18 店を出たらもうやっている。どうも前段集会のようだ。県議選那覇市・南部離島区(定数11)に立候補予定の6名が壇上にあがっている。マイクを握っているのは、喜屋武幸容(社民党)さん、右に比嘉瑞紀(共産党)さん、渡久地修(共産党)さん。後列、右に喜友名智子(立憲民主党ー殆ど陰になっている)さん、左に與儀嘉邦(立憲民主党ー青い帽子)さん、左に上原快佐(無所属)さん。前列左は玉城デニー知事。オール沖縄は他に平良識子(社会大衆党)さんの計7名を推しているようだ。
なお宮城恵美子(無所属)さんも立候補予定だが、どうもオール沖縄の推薦を得られていないようだ。彼女は「子孫ぬたみに。沖縄を戦場にさせないーミサイル配備に共に反対しましょう」を掲げている。「沖縄を“歌と対話と平和のハブ“に」「貧困解消の1番地は、消費税廃止」を打ち出している。確かに立候補を表明したのは、やや遅かったかも知れないが、政策的に、私はいち推ししたい。色々と難しいところもあるのかもしれないが、今後私なりに検討を深めたい。
もっとも、私は地元の有権者じゃないから、気楽だ。評論はどうでもできる。自分の選挙区ならば、こうはいかない。信頼関係をとれるか否かが問題になるのだ。
始まりました。最初に立憲民主党の福山哲郎さん。参議院議員。10:32
彼は、党沖縄協議会座長として、来訪したようだ。主張は、自民党政治の裏金問題から入り、政治資金規正法の「改正案」が政治活動費公開が10年後という暴論に怒っていた。そりゃ、有権者を嘗めている。ただ沖縄のことに触れた発言はなかった。残念だ。私は、糸満3日目を打ちきって彼が何を言うのか確かめたかったのだ。「裏金」を沖縄で言うならば、自民党と軍事産業の結びつきについて論じていただきたい。そういう利権の問題だろうに。
二番手は小池晃さん。共産党の書記局長だ。参議院議員。10:37
冒頭に、国による「代執行」を許さないと明瞭だ。うるま市の東山の自衛隊基地反対運動の勝利に言及し、今度は辺野古を止める番だと気合いが入っている。普天間基地の無条件返還も言っていた。ここが大事です。「武力で平和を作れない」、「命どぅ宝」であり、「平和外交」を進めている玉城県政と共にと明解だ。
10:41 自・公・維新は政治資金規正法を巡って方針を共にしており、「狢(むじな)3兄弟」だとバッサリ。冴えている。
玉城県政が進めてきた学校給食の無償化にも言及し、これを困難にしてきたこの国の沖縄県への一括交付金の減額を批判。
10:43 福島瑞穂社民党党首。参議院議員。彼女は自民党の裏金・企業献金批判から入った。「戦争できる国」から「戦争する国」に突き進むこの動きを止めたいと、きっぱり。平和構築・平和外交を進めると強調。
10:45 そして生活の拡充こそ前に進めるべきであり、岸田政権等が進めている地方自治法改悪の動きに触れ、地方自治を守りましょうと。
日本国憲法と切っても切り離せない「地方自治」を打ち出した。
10:47 高良哲美社会大衆党中央執行委員長。参議院議員。
彼はこう切り出した。沖縄が全国1位は? 基地の多さ。また子どもの出生率の多さだが、最下位は、県民ひとりあたりの所得額。これが大きな課題だが、他方で幸福度が1位。沖縄アイデンティティーの強さであり、沖縄県の強みだと。彼としては珍しい言い回しだった。
10:49 含蓄のある問いかけであり、私達ひとり一人が考えるべき事だろう。ただ選挙遊説の話しとしては、どうなのだろうか。「うーむ」と考え始める有権者が多ければいいのだが…。
ラストは玉城デニー知事だ。10:52
冒頭に、新型コロナウイルスが再び拡大しており、気をつけるようにと。
知事がしゃべると、壇上の皆が注目している。聴衆の皆さんもだろうが。
玉城県政を、皆が当選して繋いで欲しいと熱が入る。
11:00 貧困対策に60億が必要だと熱く語る。縷々言われていたが、県と市町村が半額負担すれば、中学3年生まで通院費の窓口での支払いをなくしたし、給食費の無償化にアンケートを採り、対策を考えてきたと。学校給食法に学校給食の設置は市町村にあるとあり、県が半額を負担するという。段階的無償化をめざして、財政の確保と併せて事を進めていくと。
着実に進めていくためにも30名全員の当選をよびかけていた。
11:03 こうした結構複雑な話しを街頭で語りかけることは、難しい。沖縄県知事2期目半ばで、「沖縄新時代」を作り上げていけるか否かの最重要な時間に突入しているということだろう。
11:03 みんなで必勝をめざしましょうとここでの最後の挨拶。
11:03 県議選の態勢を固めて、ひやみかちうまんちゅの会は、前に出ようと必勝を誓い合った。
この後のことは省略。