ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け34年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

【拡散願います】沖縄の日常の中で(20241116)

2024年11月16日 | 沖縄暮らし

こんにちは。2024年11月16日(土)曇り時々雨

 今朝は晴れ間も出ていたが、風が強まり、大雨が降り出した(13時頃から)。台風25号は熱帯低気圧に後退。北上してくるようだが、どれだけの影響があるか、不明。大雨になれば、沖縄島北部では地盤がゆるんでおり、油断大敵だ。これ以上の大過ないことを望む。

 今日の沖縄タイムスの1面に、「大宜見 鶏26000羽死ぬー北部豪雨で養鶏場浸水」、「国頭今も18人避難」、「不時着米軍ヘリ離陸ー普天間帰還 国頭 周辺被害なし」などとある。沖縄では従来異例な大雨・洪水被害の実態が日々伝わってきた。また、UH-1ヘリの「予防着陸」は珍しくもないが、国道58号の脇に降りるということは、どうみても緊急着陸=不時着である。大破しなければ、「不時着」ではないというのが、この国の主張だ。いつもいつもおかしなごまかしを繰り返しているのだ。

 事態を軽く観る。事態を軽視する。その先に大過が起きるだろう。

 一方でこうした事件が起きている。以下要旨。①11月2日未明、米兵が那覇の尚学院の玄関(ガラス戸)をがちに割り侵入した米兵。その米兵は酔ってガラス戸と喧嘩したようだ。血だらけで倒れていた。那覇署が建造物侵入と同損壊容疑で捜査中(11月7日記事)。②10月30日明け方、伊江島で米兵が飲酒運転で物損事故。また港内に駐車していた他人の車に寝ていたという(11月15日記事)。③米兵、11月14日夜、ホテルに多数のキャンドルを点しながら外出。室内を焼失したようだ。キャンプ・シュワブの海兵隊員だ。彼女を那覇空港まで迎えに行った時のことだという(11月16日)。

 深夜・酔っ払って、あるいは彼女のためにキャンドルでホテルの1室を燃やす。いずれも自己中心、自分の行為が何をもたらすのか、余りにも無関心すぎる。犯罪の凶悪さではなく、こうしたことが日常的に起こっていることが、驚異だ。酔っ払ったら車に乗るなのみならず、兵舎から、自宅から出るな!と私は言いたい。ローソクに火をつけっぱなしでホテルから外出も非常識すぎる。ホテルが全焼しなくて良かった。そういう問題ではないだろうが。

 私が着目し、願うことは、彼らに「道徳的であれ」ではない。そんなことは無理だろう。軍隊という上意下達の中で、一人一人の兵隊も周囲への視野(社会性・お互いへの配慮)を失っているのではないか。だとすると、私たちの市民生活と、軍隊は共存できないのではないか。戦争が近づけば、当然その矛盾が高まっていくだろう。軍隊と市民、戦争と平和とは、私たちの日常の中で緊張状態の中にあるのだ。私たちはまだ平時の中で、こうしたことに気づかなければ、とんでもないことになっていくだろう。取り返しがつかないことになる。これが沖縄の日常なのだ。

 私自身、こうした日常の、米兵のことをもっと観察していきたい。

 



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