オーストラリア主要各紙が、警察が調査報道をした新聞社を家宅捜索したことに抗議し、1面大部分を黒塗り報道し、事態の重大さを訴えた。
神奈川新聞から転載。
各国共似たような酷い国なっていることに私は驚きを禁じ得ない。しかしマスコミがこぞって反対の意思を示す、示せるオーストラリアの状況を羨ましくもある。マスコミが寝ていれば市民も寝てしまい、市民が寝てしまってはマスコミも寝てしまう。これが日本の現状である。否、もっと「どうでもいいや」になっているのが日本の現状だ。
これほど無責任な政権をいたずらに良しとしている「国民」は馬鹿すぎる。私の力の範囲で頑張れば、何とかなる時代ではない。大金持ち連中ならば、「もっとお金を!」で解決できるのだろうが、私たちは「もっと自由を!」叫ばなければならない。若者であれば自死せずに生きていける自由や恋愛の自由が、年寄りであれば、老後の自由が、誰でも災害から脅かされない自由や戦争に脅かされない自由、地域に生きていける自由まで、欠くことができないはずだ。
調査報道の自由は、マスコミにとっては生命線だ。私たち自身がもっともっとマスコミを使い込み、敏感にならなければいけない。こん記事と嘆いてばかりでなく(沖縄でも)、情報の提供や様々な提言をし、信頼関係をつくらなければダメだろう。
ひとり一人は微力でも、協力し合える関係と、自由を作りだそう。