2022年8月、那覇地裁に提訴した「知事の(設計変更)不承認を支持する住民の抗告訴訟」は、前回の第8回口頭弁論(5月28日)から片瀬亮新裁判長になり、審理が続けられています。
第8回、口頭弁論において原告側は、住民の原告適格を認めた5月15日の高裁判決で「原告適格についての議論は尽きている」として原告適格を認めるよう求めました。被告・国の側は、5月15日の高裁判決を踏まえてもなお、本件では原告適格がないと主張。裁判長は次回期日までに、被告国の側から書面を出すように指示しました。
高裁判決で原告適格を認められ、本訴訟でも原告の一人である金城武政さん(辺野古在住)は意見陳述で「原告適格を認めるのに5年も掛り、その間、辺野古の埋め立てが進む中、違法な工事を1日でも早く止めるために中身の議論を早急に行なう」よう訴えました。
国は県との協議さえ拒否して大浦湾での本格工事を強行しています。国の横暴を許さないために、多くの皆さんの傍聴を呼びかけます。
日時:2024年9月10日(火)
13:30ー那覇地裁前 城岳公園集合、13:40頃から傍聴券配布
14:30 第9回口頭弁論(那覇地裁101号法廷) 原告意見陳述:浦島悦子
終了後、報告集会(城岳公園)
訴訟原告団(団長・東恩納琢磨 連絡先:090-7586-3348 浦島)/辺野古弁護団