今日の福島瑞穂議員の問いかけは鋭かった。原発問題は、これは答える側の程度が酷すぎる。こんな連中が原発を推進してきたのかと、改めてぞっとさせられた。ベントしようとしたが、配管が上に抜けていなかったんだって。そんな現場に置かれた人は焦っただろう。こんなことが10年も経ってから議論されているのだ。お粗末にも程がある。
他方で、選択的夫婦別姓制度についての見解を、丸川珠代男女共同参画大臣に答えを求めたが、大臣は頑として答えない。開き直ることもできず、別の話に逸らそうとする。鉄面皮な方だこと。そうでしょう。自身が反対するようにと自治体議会の長に求めながら、男女共同参画大臣になったのだから。職員間で意見をたたき合うのは良いが、そもそも反対している人が大臣であることとの整合性が問われることは言うまでもない。公私は別だから関係ないとの理屈も通用しない。政治信条もないのであれば、議員をやっている意味もないでしょ。都合良く主張を変えるのだろうか。そんな女性が大臣だとは情けない国だ。
そもそもご本人は国会議員・職責では「丸川」を名乗り、戸籍名は夫の氏だというのだ。つまりそれだけ、国会議員や職責では「丸川」が都合が良いと知りながら、何が問題なのかを捉えられず、だからイデオロギー的に反対だと言えるのであり、なんなの?と私は考える。適当にうまいことを言っているだけなのだろうか。ということでこたえられない。
それは彼女の個人的な事情であって、どうでもいい気もするが、職員間でどれだけ議論したところで、ごつごうでまとめますとなり、実際に選択的夫婦別姓制度を求める声をまともに聞く気があるとは考えられない。要は職員間の議論では無く、当事者の声に耳を傾けるか否かが重要なのだ。ここをヘラヘラと聞き流す人が担当大臣に収まっていることがバツなのだ。
因に私は非婚の関係できた。福島瑞穂さんもそうだ。自分の主張と、政治信条は一致しているのだ。今日の議論を聞く限り、丸川大臣は反対といいながら、自分は別というスルーできる人間が男女共同参画大臣だということを私たちは確認しておくしかないようだ。