ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け35年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

緊急事態宣言下で如何に生きる(20210122)

2021年01月22日 | その日暮らし
 昨日は、キャンプ・シュワブから43名の新型コロナウイルスに感染とのことで、抗議行動が呼びかけられており、私は撮影してきた。昨夜あげてある。見えないウイルスが軍事機密の中で拡散されかねないのだ。基地は閉じられているのではなく、基地からは開放形なのだ。米軍、日本政府は、徹底した対策をとっているというが、現実に照らせば、事実でないことは明らかだ。
 だから私は家に籠もっていることはできない。必要と判断することに応じて沖縄島の中で撮影を続けたい。基地周辺では人は多くないし、密になることは殆どない。食事も持参で行けば良い。
 問題は、如何に目的意識を保持して生きるかだろう。これを維持できなければ、生きる力が失われていく。目的のない生は虚ろになっていく。これはヤバイ。撮影にとって、具体的な存在との緊張感が重要なのであり、これが希薄になれば、そもそも生きる力はダウンしてしまう。また、必要な考察や読書はいくらでもある。これも頭が散漫になっていると、効果がない。逆効果すら生じかねない。注意したいことだ。
 多くの人達にとってもそうだろう。経済的損失+気力の損失が伴うから、こうした難局を打開する気力が益々削がれていく。悪循環に嵌まりかねない。自殺者が増えているのは、こうした精神面も見逃せないだろう。そこに友がいればかなり救われるはずだ。しかしこうした時分だからこそ、お互いに余裕がなくなっている。注意したいことだ。
 安倍政権・菅政権の悪辣さは、人人のこうした逆境を当てにして政権運営をやってきたことに現れているだろう。現状認識を省き、自分は正しいと思い込み、突っ走る。この姿勢は1年を超えたコロナ禍の中でも改まる兆しが見えてこない。支持率が落ちるのは当たり前だ。
 もういいかげんに、こうした隠蔽とウソの政治を私たちが変えなければ、ならないはずだ。気力を高め、地道に実践していこう。デモは街頭のみならず、デジタルでもできる。また、音沙汰がなかった友に一筆書いてみるのも、お互いに救われるかも知れない。


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