ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け35年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

「明日は今日よりもよくなる」ってか?(20230918)

2023年09月18日 | 沖縄暮らし

 おはようございます。本日は18日(月)ですが、3連休らしい。この土日、観光客が多いように思っていたが、3連休だったからですね。昨夜、東京の友が来て、夕食を食べながら懇談。「○○をやりたい」という積極的な話しで、私は大歓迎だと応じました。帰宅後、早速そのために、ご案内コースを考え、最低限やらねばならない下見コースも選定。彼女が書きかけの3文書も読ませていただきました。

 帰宅したら、何と先日書いた文章の校正はどうなっているのだと、確認メールが入っておりました。忘れていたわけではありません。が、やっていなかった事実は変わらない。そうしたら訂正・補正が5カ所もあった。「沖縄から視る『安保3文書』」です。それも重大な間違いがあり、我ながら冷やでした。「中国軍」と書くべき所を「ロシア軍」と書いておりました。早速返信メールを打ち、ほっとしました。

 時代が混沌としているからこそ、自分の頭ぐらい明晰でなければ成りません。混沌に輪をかけたら、どうしようもない。岸田首相は内閣改造で、「明日は今日よりもよくなる」と言ったそうです。政治の混沌を押し隠すためでしょうね。誰を向いているか、何を考えているか以前の話しです。時の首相が、希望的観測を吐く姿は、「自己責任」を押しつけ続けることです。さすがに「明日天気になーれ」とは言えないから、いささか地味な「明日は今日よりもよくなる」になったのでしょう。

 政権の希望を語るには、政治責任が問われます。今日の政治責任を抜きに明日を語るな。政権の責任は、首相の感慨ではありません。ムードでごまかすな。政治責任は、この社会が民主主義社会だとすれば、問われることです。岸田首相には、この自覚がないのでしょう。安倍晋三さんは露骨に独裁者であることを示唆しておりましたが、岸田さんは、ベールに包んでいる。ベールに自らを包み隠しながら、凄いことをやる。野党もマスコミもだらしがないからできるのです。

 玉城知事が2023年9月17日ジュネーブに出発しました。国連人権理事会で、沖縄の、辺野古新基地建設問題を問うためにでかけたのです。「沖縄の民意と人権を世界に発信」(9月17日~24日)だそうです。米国の支配下にある日本では封じ込められてしまうことを公の場で主張し、議論の場を創り出す。明日を今日よりもよくするための一歩です。ご都合主義の人権論を語り、軍拡を強化している自公政権ですが、この仕組みをかち割る迫力が、玉城デニー知事に、私たちに問われています。私も注目していきます。

 さて、私はこの3日間、下見に出かけます。報告は来週になります。本番前に書いてしまうと、まずいですから。お楽しみに。



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