ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け34年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

さて、羽地内海に避難した土砂運搬船等のこと(20200516)

2020年05月17日 | 沖縄島北部
ここで安和沖と羽地内海の地理をおさらいします。
 辺野古新基地建設の土砂は、本部半島の本部鉱山から採取されています。名護湾の北側です。この土砂が安和と塩川の港から土砂運搬船で運ばれているのです。5月15日まで、定位置に土砂運搬船は安和・塩川沖にごちゃっといました。
 彼らが工事中断にもかかわらず、この地点をキープしていたのは、いつでも工事を再開できるようにスタンバっていると誇示していたのです。つまり沖縄防衛局がこれらの船を契約し続けているわけであり、仕事はしていないが、某かの支払いが継続しているはずです。それが安和沖から一夜で消えた。台風1号の接近を予測して避難した。
 16日朝、いないとの連絡がありましたから、15日夜に出航したのです。私は15日夕方、名護湾から見ています。安和沖から羽地内海まで、本部半島を時計回りで凡そ270度。距離にして30km余り。
 羽地内海は本部半島と屋我地島に囲まれた内海であり、浪穏やかな場所。台風避難に絶好の海域です。これまでも何回もここに避難しています。風光明媚な海です。
真喜屋ダム北から撮影。全貌。20200516 17:21
 このダムは真喜屋大川の中流域に造られています。河口は羽地内海南側の東端部です。真喜屋と仲尾次の中間部になります。
 ぞろぞろいます。拡大して正確に数えました。
ランプウエイ台船:8隻、
土砂運搬船:11隻
タグボート:1隻(これは小さいので他の船体に隠れているかも知れません)
クレーン台船:1隻
計:21隻+
右(東)側。
一番右に3隻のランプウエイ台船。
中央。
左側。このクレーン台船は大浦湾にいた奴か別か?

 この後、車で羽地内海を真喜屋、仲尾次、仲尾、呉我を通り、伊佐川経由で帰ってきました。護岸からもずらずら見えましたが、全体で21隻ということは、この他に中城(なかぐすく)湾などに回航した船もありそうです。

  



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