おはようございます。2024年11月11日(月)晴れ
昨夜から11月5日の嘉手納報告の続きを書いていましたが、ひとまずお天気のこと。今私の住んでいる名護市街は晴れています。9日、10日と降り続いた雨は、あちこちで土砂災害や河川の氾濫がおきたようです。特に大宜味村・東村・国頭村・名護市北部などやんばるの森の地域がひどくやられたようです。私は新聞に出ている記事から、地名・川名を頼りに地図に被害地点を落として、確かめていました。まだまだ私が知らないところが(これまでに私は、通過しただけで、認識できていないところ)多く、把握できない。被害は個別の住宅等の建物、車両などばかりでなく、道路が寸断され、通れない箇所があちこちにでています。
大宜味村では浄水場に被害がでて、村内の水道が休止状態です(断水)。ずっと南の恩納村名嘉真でも被害が出たようです。新聞に被害情報は出ていなかった東村高江の友に電話してみました。やはり通れる道路がほぼ塞がれているとか。直接の被害と、このままだと陸の孤島化が心配です。東村48時間639ミリ、北部に「短時間大雨情報」18回とか。
まだ情報の把握が不足で、被害実態も不明なところもあるでしょう。情報の把握が急がれます。
これまで沖縄では、大雨が降っても、台風が来ても大規模な被害はほとんど出ていなかった。川が小規模で、森に守られていたからでしょう。森の保水力と降雨量が拮抗していたものが、今回、降雨量が勝った。そこが今回の被害に通じているのだと思います。北部には防災拠点も限られており、地元自治体と県、国は、ひとまず情報を収集し、共有できる仕組みを作っていただきたい。国は災害対策こそ、国の基本にしていただきたい。
内政をおろそかにし、ごまかし、外政ばかり強がる国は、どうかしています。外政から内政を俯瞰するような国を私たちは改めなければなりません。