おはようございます。昨日帰宅しました。4月6日午後に起きた陸自第8飛行隊のMH-60JAヘリコプターの墜落事故を追いかけ、伊良部島・下地島に行ってきました。お金もなく、時間もない中で、現場に行くことを諦めていましたが、4月8日突然行くぞと決断し、11日午後から13日午後まで行ってきました。事前の準備もなしに行きました。
ただ私の伊良部島・下地島の経験は10回目。9回も行っており、土地勘がある。これが強みです。もちろん地図をもっている。初めて下地島空港を使いました。青い海がただ青いだけの抽象画のようでした。戦争を導く偵察飛行で、何があったのでしょうか? 闇が広がっています。10名はまだ全員行方不明のまま。
地元の「宮古毎日」には、1面とはいえ、小さな記事が載っているだけ。地元の方が記事が少ないのだと知りました。現場報道が報道管制の中でできないのでしょうか。おかしな逆転現象が起きています。戦争の一端を現わしているようでした。テレビは宿のテレビが映らず、全くニュースをみれなかった。嘘!! こちらは報道管制ではなくアンテナの不備。
歩いていると、「朝お目にかかりました」とか、案外目立っているようです。歩いている人、他にいないです。女性3人が乗ったレンタカーがやってきて、「乗りませんか?」と。丁寧にお断りしました。歩くフォトグラファーですから。
抽象画のような海を見ながら、日焼けして帰ってきたのが、行ってきた証拠みたいな。事件・事故の現場追っかけを私は何度もやってきましたが、いつもいいようのない不気味さが嫌ですね。それでも現場を知ることは大切だと確信しています。
註:「陸自第8飛行隊墜落事故」としたのは、第8飛行隊のMH-60JAが落ちた以上のことが判然としていないからです。悪しからず。