2021年10月25日(月)晴れ 沖縄北インターあたりから嘉手納基地をめざす。出だしでへまをした。レンズフードを落としたのだ。歩道が草むらだから、落ちても音がしない。それでも発見した。よくあることさ。
サンライズ。6:54
朝日が当たる。東南植物園は右です。私は左へ。7:12
月。モーニング・ムーン。7:16
ここで一句。ではないが、ひらめく。リアリズムを超えたオーバー・リアリズムの写真を撮りたいと。リアリズムを超える。写真だからシュールリアリズムにはならないが。現実を転倒させる視点と構成。
このへんは嘉手納基地の飛行経路の真下だが、今朝は飛んでいない。
両側にフェンス。米軍基地。嘉手納弾薬庫地域。7:27
看板が出ている。
右(西)側。「ご迷惑をおかけしています」とあるが、何だ? 「文化財調査」だが、それが住民や通行者に迷惑をかけるのかな?ーへんだね。7:30
左側。大分削っている。建物新築の地下掘削だろう。7:35
右側。この奥もだろう。7:37
沖縄防衛局が設置した看板。このなかは従来黙認耕作地だった。だが、建設予定地となったので、出て行けということだな。7:38
浦添市にあるキャンプ・キンザ-がここにくるのだ。あそこを返すから代替地につくれという「再編統合計画」があった。沖縄防衛局は、「出て行け」と言うが、そもそも誰の土地か? 住民等の土地だったはずだ。米国が取り上げ、国が勝手に米国に提供しているはずだ。地代を払っているにしても、一方的じゃないのか。要調査だね。
帰宅後、確認。沖縄県発行の「沖縄の米軍基地」によれば、ここも1945年の米国・米軍の沖縄戦・占領以来の土地だ。戦争で強奪されて、76年間だ。それをこの国が72年5月15日以降、米国・米軍に提供してきたのだ。
ゲート。左側の森は? 7:40
反対側。ゲート。トラックが入っている道だ。7:41
右側をみる。どうみてもウタキだろう。地域信仰の場であり、民衆が生きていた跡に違いない。7:44
私は、以前にもここを通っていたが、気づかなかった。
先ほどと同じ看板に異議申し立て。誰が書いたのか知らぬが、強烈な異議申し立て。7:46
いたずら書きではない。
後方は工事飯場。沖縄防衛局に芸術を分かるやつはいないのだろう。抵抗にさらされていることに気がつかないのか。7:47
普通に撮るとこうだ。民衆の抵抗を侮ってはいけない。7:49
私もしつこいね。7:50
「再編統合計画」とは、占領の継続が前提のようだ。この「日本」という国が米国の占領を保障する。私たちは、これほどの重大問題を見逃してはならぬ。
普天間基地の「移設」も同様だ。占領の継続としての移設。占領が辺野古・大浦湾の自然を壊し続けている。馬鹿の一つ覚えの「普天間基地代替の辺野古移設計画」とは、これだ。
沖縄の占領は現在進行形だ。私たちが自民党政権を終わらせなければ、いつまでも続く。そしてまた戦場に。冗談じゃない。
牛舎がある。子牛たち。8:50
ここも嘉手納基地の騒音直下のはず。
基地フェンスの狭間。8:10
空軍消防署。沖縄市道沿い。周辺は嘉手納基地を含む複数の基地群に取り囲まれている。8:18
あぁ!
私は、いつも「何故」という問いかけをもって歩いて行く。そして「心に太陽を」だな。