ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け34年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

国の[違法]を許さない!住民の訴訟ー那覇地裁判決(20220426)

2022年04月19日 | 自治・自律

 辺野古・大浦湾沿岸住民15人が原告となり、沖縄県の埋め立て承認撤回を取り消した「国土交通大臣の裁決」は違法だとして、その「取り消し」を求めた訴訟は、提訴(2019年1月29日)から3年余りの間に13回の口頭弁論を重ねてきました。途中、11人は「原告適格なし」とされたものの4人の原告で裁判は続けられ、その中で、国の違法性、沖縄県の判断の正当性を明らかにしてきました。

 4人についても「原告適格なし」として「門前払い」を求める国に対し、那覇地裁(昨年3月まで平山馨裁判長)は、国交大臣の裁決の違法性を問う「本論」も含めて審理する姿勢を見せていましたが、昨年4月に交替した福渡裕貴裁判長は、原告側からの行政学者の承認申請を採用せず、11月に結審しました。その判決が4月26日に言い渡されます。

 裁判所が、我々の主張を認めるのか、我々が敗訴になったとしても、原告適格を認めない「門前払い」となるのか、それとも原告適格を認めた上で「国に違法性はない」とするのか、ご注目ください。いずれにしても納得いかない判決に対しては、原告団も弁護団も最後まで闘い続ける所存です。これまで支えてくださった多くの皆さんへの感謝を込めて、ご結集を広く呼びかけます。

日時:2022年4月26日(火)

   13:15 那覇地裁前 城岳公園集合 13:30 傍聴券配布 

   14:00 判決言い渡し(那覇地裁101号法廷)

終了後、報告集会(城岳公園)

訴訟原告団(団長・東恩納琢磨 連絡先:090-7586-3348 浦島)

辺野古弁護団

 



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